初めてのセックス@(紗綾の視点)-1
背中を舐めまわすような視線を感じていた。
(恥ずかしい…)
オフホワイトのブラジャーと、ブラと同色のショーツ。下着姿の背中を養父に見つめられていた。
背中に手を回すのを躊躇った。
(こんなに明るいところで、見られながら、ブラを外すなんて…)
「さーちゃん、どうしたの? ブラ外してあげようか」
「いえ、自分で外します」
指が震えているのがわかった。上手く外せない。
ブラのホックが外れたとき、養父が前にきていた。
「外れたかな…」
手を伸ばしてきた。
「いやっ」
腋の下でブラを挟もうとしたが、養父の指にブラは下げられた。
「綺麗なおっぱいだ…」
左の乳首を摘まんできた。
「あ、……ン、あ、…ン」
嫌悪感に襲われた。でも、乳首から走った電流は下半身の花の芽にまで刺激を与えた。
「感じているじゃないか。こうするとだんだんおっきくなる」
「いや、、あ、……ン」
「可愛い声。もっと声を出してごらん」
抑えようとしても声が出ちゃう。
「あ、…ン、あ、…ン」
「乳首少し膨らんできた…。右も愛撫してやる」
摘まんで捻られる。
「いや、、やめて、あ、…ン…ン」
紗綾は目を閉じて、愛撫を受け入れてしまった。
(こんなになるなんて…。右のほうが感じるわ…)
「いい声だ。もう子どもじゃない」
「あ、…ン、あ、…ン、ああ、……ン」
「乳首、すごく膨らんできた…。いやらしい子だ」
手首からブラジャーが抜き取られた。左の乳房をムギュッと鷲掴みにしてきた。揉まれる。
「はっ、……ン、ああ……ン、あッ……ン」
喘ぎを抑えようと、手のひらをギュッと丸めた。
「柔らかい…。なんて柔らかいんだ。嬉しいよ」
右の乳房も揉まれる。嫌悪感が薄れて、桃色の快感が乳房から躰全体に広がりつつあった。
(こんなになっていいの?)
「さあ、ネグリジェを着なさい」