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お昼寝の時間
【制服 官能小説】

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2.-1

あんなことがあってから、数日が経った。

「まゆ、おはよう」
「お、お兄ちゃん…!お、おはよう…」

私は必要以上にお兄ちゃんを意識していた。
目が合うだけで顔から火が出そうなほど真っ赤になってしまうことも自覚していた。

そんな私を笑うように、お兄ちゃんはいつも通りだった。
もしかしたら、全部私の夢だったのかも…。

そんな風に思っていた時、お母さんとお父さんが家を空けることになった。

「遠縁のおばあちゃんに不幸があったから行ってくるわね」

真っ黒の喪服に身を包み、両親は家を出て行った。
帰ってくるのは明後日らしい。

その間、お兄ちゃんと2人きり…。
私はそう考えるだけでどきどきしてしまっていた。
重症だ。

2人きりで特に会話も無いまま夕食を食べ終え、ソファに座ってテレビを見ていると、お兄ちゃんがバスタオルを持ってリビングにやってきた。

「まゆ?久しぶりに一緒にお風呂でも入ろうか」
「え?!」

突拍子もないお兄ちゃんの言葉に私は思わず大声を出す。

「もしかして、恥ずかしいの?」
「べべべ、別にそういうことじゃないけど…!」
「じゃあ良いじゃない」
「よ、良くない!…きゃあ!」

お兄ちゃんが私をお姫様だっこしたので悲鳴が出る。

「つべこべ言わずに、さあお風呂入るよー」

有無を言わさず脱衣所へ連行される。
小柄な私がジタバタしても無駄な抵抗だった。

脱衣所で降ろされると、お兄ちゃんは躊躇いもなく服を脱いでいく。
痩せているのに薄く筋肉の付いた、整った身体。
そんな上半身にぼうっと目が釘付けになる。

「まゆ?」

お兄ちゃんに名前を呼ばれてはっとする。
見とれてる場合じゃない!
そもそも自分のお兄ちゃんに見とれるなんて!

「脱がないなら俺が脱がしちゃうよ?」

お兄ちゃんが私の着ていたパーカーのジップに手を伸ばし、ジーッと下まで下ろしてあっという間に脱がされてしまう。

「きゃ!」

キャミソール姿になった私は胸の前で腕をクロスさせる。

「これから一緒にお風呂入るっていうのに、恥ずかしがってるの?」
「私はまだ一緒に入るなんて言ってない…っ」
「はいはい」

お兄ちゃんは適当に返事をしながら私のキャミソールを脱がし、ブラのホックを外してしまう。
あまりの手際の良さにびっくりする。


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