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ようこそ花咲女子寮へ
【ラブコメ 官能小説】

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世界中の誰よりもいちばん-3

「あっ…… やぁっ………… んんっ…… そ、そんな急に激しくしたらっ!!!」

グチュグチュと部屋中に淫靡な音が響き渡る。
無条件に相手を責めるのは苦手な僕だけど、
そこは勝手知ったる秋子さんの身体、
それなりに気持ち良い場所は押さえているわけで、
焦らしなんて濃密な愛情表現を省いてしまえば、イかせる事など造作も無いのだ。

「ま、待って………… お願いっ まだそんなっ………… あっ…… あぁっ……」

秋子さんの腰が小刻みに揺れている。
本来じっくりと責められるのが好きなはずだから、
急速にイかされそうになると、身体がそれを拒絶するのはわかっている。

「我慢してるでしょ?」
「なっ…… んんっ…… だ、だってっ………… こんないきなりっ はぁっ……」

理性と快楽の我慢比べ。
いくら信頼おける相手であろうと、わけもわからずイかされるのは不本意と見える。

「でも、イっちゃいそうなんでしょ? もっと足を拡げて楽にすればどうですか?」
「そんな事っ んぁっ…… やぁっ…… か、和也っ…… あっ…………」

秋子さんはイクのを我慢する時、太股に力を入れるクセがある。
だから足を拡げさせ、そこに力が入らないようにすれば…………

「んんっ…… やっ………… こんな早くっ…… んっ んんっ…… い、イクッ」

その瞬間、僕はいきなり指の動きを止めた。

「はぁっ………… な、和也っ? はぁっ ど、どうしてっ はぁっ……」

あと少しの所で刺激を遮断され、大きく息を荒げながら戸惑う秋子さん。
唇を噛みしめ、小刻みに身体を痙攣させながらも、
けれど、いまひとつ消化不良な身体がもどかしそうに見えた。

「どうしました? イけませんでしたか?」
「くっ………… わ、わかって言ってるだろ?」

悔しそうにそう呟きながらも、
両手は縛られ身動きが取れず、焦れた様子で身を捩っているのがわかる。


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