不可抗力だもんね-5
「すごい………… こうやって見るとホントに和也のっておっきいのね…………」
「そ、そんなマジマジと見ないでください……」
ズボンを降ろし僕の股間を露わにさせては、
まるで観察するようにじっくりとそれを眺める美咲さん。
「あは、見られるのは恥ずかしいんだ?」
「そ、そりゃ…………」
「いつも私のを見てるじゃない? たまにはこういうのもいいでしょ?」
「こういうのもって………… なんだか晒し者にされてるみたいな気が…………」
上は普通にシャツを着ているものの、下半身は見事なまでに性器丸出しの僕は、
なんだか辱めを受けてるような気分でむず痒かった。
「お腹に当たるくらい反り上がっちゃって………… 血管もこんなに浮いてる……」
「み、美咲さんっ………… も、もう許して下さいよ?」
「許す? 別に私はまだ何もしてないわよ?
むしろこんなの見せられておあずけだなんて………… それこそ生殺しよ?」
そう言うや美咲さんは、右手でギュッと僕の陰茎を握りしめたかと思うと、
熱い息を吹きかけながら、ゆっくりとその根元に舌を這わせはじめた。
「み、美咲さ………… んんっ…………」
その刺激に思わず腰を震わせてしまう僕。
「あら? 責めるのは得意なくせに責められるのは苦手なの?」
「そ、そんな事っ………… あっ……」
「あは、可愛い声だしちゃって………… お姉さん興奮しちゃうな…………」
「くっ………… み、美咲さん………… ホントにそれくらいで………… あっ……」
許しを請おうにも、どこか体が刺激を求めてはそれを受け入れてしまっている僕。
昨日、秋子さんにしてもらったから、その気持ち良さを体が憶えているから、
咎めたくてもどこか体が拒めなくなっているみたいだ。
「先輩にはもちろん…… してもらった事あるよね?」
「そ、そりゃ………… んっ……」
「どっちが気持ちいい?」
「そ、そんなのっ 比べる事なんて…………」
意地悪く僕にそんな質問を浴びせながら、唇で陰茎を挟み込む美咲さん。
その気持ち良さに、すっかり僕の体は反応してしまって、
先端からはいっそう多くの恥ずかしい液が垂れ流れていた。
「どう? こうするともっと気持ちいいでしょ?」
「…………は、はいっ」
「そろそろ入れたくなってきたんじゃない?」
「くっ………… で、でもっ………… それは絶対に駄目ですからっ…………」
「もうっ 意固地な子ねぇ………… ならせめて下着の上からでもいいから…………」
そう言って美咲さんは少し片足をあげたかと思うと、
僕の股間に下着を当てがっては、ゆっくりと擦るように腰を動かしはじめた。