想い-1
階下から7回の時計の鐘が鳴る。
しかし二人にはまるで聞こえていなかった。
「あ"っ!あ"っ!あ"っ!あ"っ!」
亜希が我慢しますと声に出してから、男の淫猥な責めは更にその鬼畜ぶりを見せている。
挿れる度に[ズブブブブッ]
引き抜く度[ノププププッ]
そんな音が聞こえてきそうなほど、亜希に挿し込まれた数珠のようなアナルバイブは、手加減なく出し入れされていた。
男は亜希の申し訳ない程度の胸の膨らみを揉み、時々その中心にある淡い桜色の乳頭を、指で挟んでは撫で、時にはつねったりもして、女子小学生の乳房を楽しむ。
亜希は男の稚拙なテクニックにも陰核をギンギンに勃起させ、2度ほど浅いオーガズムを迎えていた。
無論絶頂の直接の原因は、強度が最大にされたローターである。
そして今、3度目のオーガズムを迎える。
「あああぁっ!あ"っ!あうっ!あうっ!」
140cm程度の小さな肉体はビクッビクッと痙攣し、醜い淫獣の手で無理矢理押し付けられた快楽によって、亜希の意識は飛んでしまい、ベッドの上で突っ伏す様に気を失ってしまうのだった。
「あれ?亜希ちゃん?」
無論返事はない。
「やっべぇ!亜希ちゃん!?亜希ちゃん!?」
人が気を失う。
その様な現場に居合わせたことなど無いこの無職の男はとって、亜希の失神は恐怖だった。
「亜希ちゃん!?亜希ちゃん!?」
亜希を仰向けにして頬を軽く叩く。
「ぅ…、ん……」
反応がある。