〈冷笑〉-5
「嫌…ッ……もぐ……あうぅ……ッ!!」
胸への愛撫に悶える瑠璃子を眼下に捉えながら、八代は両手で尻肉を掴むと割れ目を開き、その股間の小さな“割れ目”に指を這わせた。
ぺロっとはみ出た桃色の肉花は牝汁に濡れ、もう我慢が出来ないと駄々っ子のように泣いている。
八代は優しく瑠璃子を仰向けに倒すと、泣きじゃくる秘肉に指をグイっと潜り込ませた。
「くッあぁ!!あんん!!!」
膨らみもそれなりで、猫の毛のような陰毛が薄く生えただけの性器。
成人を迎えても股間だけは少女のような清楚さを保っているが、はしたない汁を垂らして下品な音を発てる様は、立派な牝の成獣のモノだ。
八代は中指と薬指で秘穴を探り、とうに秘所を知っている指先は外す事なく刺激を与える。
あどけない顔は牝の表情に変わり、歓喜を口元に湛えたしかめっ面で身体をのけ反らせた。
「くうぅぅぅッ!!!………んん……!!」
清純を気取る秘肉は淫水を撒き散らし、自分はただの牝だと恥知らずに振る舞う。
そんな下劣な秘穴に避妊具の被さった猛る肉棒が、労りを繕いながら猛然と突き刺さった。
「あうッ!!ひいぃ!!あひいぃぃ!!!」
正常位で繋がる二人。
八代は瑠璃子を力強く抱きしめ、瑠璃子もまた八代を離すまいとしがみつく。
亀頭が肉襞を乱暴に捲り上げるたび、瑠璃子の身体はビクビクと跳ね上がり、快感で頭の中が真っ白になっていく。
(八代さん……好き……大好き……もっと……もっと私を……)
麻里子や文乃、美津紀への心労が今の瞬間だけは消え失せ、八代が生み出してくれる快楽に身も心も浸れるのだ。
恋愛感情と現実逃避が重なった情交に瑠璃子は溺れ、絶叫の果てに脱力した……。
(まだヤリ足りないな……アイツには、もう少し待ってもらうか?)
八代は、汗だくでグッタリとした瑠璃子に接吻をしながら非道な思いにふけた。
美少女のような童顔でいながら、胸肉は見事な物。
ムッチリとしながら引き締まった肢体は芸術とすら呼べる。
頼れる麻里子が居なくなった今、その存在感を示す事で八代は念願の女を手に入れたのだ。
しかし、所詮は性欲を満たす為だけの女でしかなく、愛だの恋だの煩わしい感情など抱くわけがない。
どうせ専務達や、取引先のハゲオヤジにヤラれるのだ。
その前に自分がその女体を堪能し、差し出してしまえば後腐れも無い。
幸せそうに笑みを浮かべ、抱き着いてくる瑠璃子を見ても、八代は何も感じてはいない。
騙されて利用されている事にも気付かない愚か者に、情けなど不要……。