二つの閃光-4
修一の顔に跨がり、その眼前で淡いピンクの花を咲かせているのは花梨。
自らの両手で割っている陰唇の中をじっくり、まじまじと観察され、恥辱に震えているのだった。
しかし修一の命令は絶対だ。
「もっと開いて、腰を落とせよ」
そう言われたら従うしかないのである。
「んんっ……これで、よろしくて……?」
花梨は顔を下に向けたまま股を更に開いて腰を落とす。
自分の恥ずかしいところを眺めている修一に視線を注ぎ続けるよう言われているのだ。
「お前のアソコで視界が一杯だぞ?」
「んぁぁっ、片桐ぃ……息がっ、ぁぁぁっ……」
花梨の腰がゾクゾクと震えがり、修一の目の前にある蜜壺はキウウウッと閉じる。
そこから、修一を見ただけでショーツが濡れるほど分泌される牝汁がどろぉぉ……っと滴っていく。
「これが未経験とはねぇ……」
再びパクパクと開閉を始めた膣口を前に修一は嘲笑を耐えられない。
「初めてのくせにもうこんなベトベトに濡れてるんなら、俺の方は濡らさなくてもいいかな?」
声とともに吐き出された息がくぱぁっと開かれている陰部を撫で上げ、花梨は髪が揺れるほど全身を震えがらせる。
しかし発言に対しての反論は修一の股間から上がった。
「だめぇんっ……んはぁぁ、いっっっぱい濡らしておかないと……んふぅっ、んふっ、んふっ……」
修一の陰茎を美味しそうに舐めていた女の子は放したくない一心で咥え込み、首を振る。
「ああっ、ちょっと私にもっ……はむぅぅっ、んふッ……んふッ……んふぅん……」
一緒に舌を這わせていた女の子も、解放されたそばから咥え込んで唇を往復させる。
「そうだよ。あんッ、花梨のオマ○コキツそうだし、片桐君がオチ○チ○を捩じ込み易いようにこれでもかってくらいヌメヌメにしとかないとね……ああんっ、私も舐めたいな……」
そう言って麻理子は修一の左の手首の辺りを豊満な胸で挟みながら指にしゃぶりつく。
咥えられる指は一本ずつ咥えて首を振り、咥えられない距離の指には舐め上げ、指の股にも舌を伸ばし、性的な奉仕を行う。
「だとさ。お前みたいな淫乱な肉便器にこんな優しい友だちができて良かったな」
「いっ、淫乱……ひゃひ! んんんッ、そ、そんなところ、あああッ……ッッ……」
修一の眼前で陰唇を押し開いている花梨は、そこに舌を這わされ腰を浮かせていた。
しかし命令があるので直ぐに腰を下ろし、大事なところを舐めている修一を見つめる。
「あああッ……んッ、んくうッ……ひゃぁッ、あんッ……」
修一の舌先が花弁の滑りを絡め取りながら点々と這い回り、花梨は生暖かいものが触れる度に腰をクイッと前へ出して震わせる。
そして、快感を与えられる嬉しさを噛み締めた。
麻里子の向かい側にいる女の子も修一から与えられる快感に酔いしれているが、花梨と違って嬉しさを声にして伝えていた。
「あああッ、オマ○コッ……凄く気持ちイイ……ああん! そこッ、そこもっとッ、グチュグチュしてぇぇッ、んあああッ!」
四つん這いになって修一の胸板を舐め回していたその女の子は、膣内を中をほじくり返していた修一の中指に感じるポイント発見されて思わず喉を反らした。
自分の秘孔が一番大きな水音を立てているということに朱を深くしながらも、修一からの快感を受け取ろうとする体と心からの至福とにも抗えず、嬉しそうに指を締め付けている。
絶頂にまで導いてもらえたなら、得も言われぬ気持ちよさと幸福感とを味わうことができると知っているのだ。
それは花梨も同じこと。
「あッ、ッ、んッ、んぅッ、ッ、くんッ、ッ、はぁぁッ、ああッ……」
陰核が舌先でつつかれる刺激に合わせて花梨は腰と吐息を弾ませる。
そこに突然、擦るようにねっとりとした舐め上げる刺激が加わり、
「ひぃぃぃんッ! ッッッ、ッッッ」
花梨は舌の動きにつられるように前へ腰を突き出し、細かく弾ませた。
「ぁぁッ、はああッ、片桐……イかせてください、イかせてください……」
花梨とって、散々つつき回された若芽を一回だけ舐め上げたに過ぎない快感はアクメに相当していたようだ。
しかし花梨は頭を踏みつけられないと達せない体。
いくらアクメ、若しくはオーガズムに相当する快感を得ようとも、他の方法では決してイくことはできない。
達する寸でのところで止まってしまうのだ。
「俺に処女を捧げたらイかせてやるって言ったよな?」
花梨は耳まで赤くするも、修一の頭上に移動して、座り込んだ。
「それから?」
修一も起き上がり、花梨の方へ向き直る。
「ほら、愛理が手本を見せてくれただろ?」
修一に促された花梨は、徐に四つん這いになる。
そこから上体を寝かせることで尻を突き出し、スカートをペラリと捲り上げ、両手で陰唇を開く。
「んんぁ……に、肉便器の花梨の、お、お……オマ○コで、片桐のちっ、チ○ポ、ズポズポ、しまくってください……」
この台詞までが愛理が見せた手本であり、花梨が修一に処女を捧げるときのお強請りだ。
修一はこの上ない満足感をもって、クラスメートの奉仕にいきり立たった怒張を花梨の挿入口にあてがう。
勝手な思い込みで散々自分を軽蔑していたどこかのお嬢様が、今目の前でひれ伏すように這い蹲り、尻を向け、剥き出しにした恥ずかしいところを捧げているのである。
催眠術を使ったとはいえ、いい眺めであることは確かだ。