陰と陽 -11
とてもじゃないが飲み込む勇気はない。口に入れたまま田口の亀頭を舌で舐める。
「んわっ…、気持ちいい…」
彩愛に良く舐めさせてるとは言えまだまだ刺激に慣れていない敏感な亀頭。
「彩愛ちゃんに初めて舐めてもらった時は、あまりに気持ち良くてションベン出ちゃったんだよね。彩愛ちゃん、俺のションベン飲んで苦しそうだったよ。アハハ。」
小学生らしからぬ田口に、あの大人しかった子供をここまで変える武史の恐ろしさを感じた。
「皮を剥いたままジュポジュポやってよ先生!」
優里は頭を動かす。
「あっ…、凄げっ…!先生…超うまいじゃん!彩愛ちゃんとはレベルが違うよ!」
喜ぶ優里。
(田口君を助けなきゃ…。このままじゃ犯罪者になっちゃう…)
武史まっしぐらの田口に危機感を募らせる。しかし今は口で田口を満たさせる事しか出来ない。
「あっ…、先生…!出るっっ!」
「んっ…!」
小学生の酸味が強い精子が口に飛び出す。あまりの酸っぱさに口を離そうとするが、興奮した田口にガッチリと頭を抑えられ動かせない。
「んんっ…!ゴクン…」
溜まった涎と精子とチンカス…全てを飲み込んでしまった。なおも溢れてくる精子。あまりに苦しくて優里の目から涙が溢れる。
「うわっ…気持ちいい…!ああっ…あっ…」
腰を振り優里の口に喜ぶ田口。ようやく口からペニスを抜いた。精子と涎が混ざった汁が優里の口元から垂れスーツに流れる。
「ハァハァ…ハァハァ」
俯き息を切らす優里。そんな優里に訪れるのはエクスタシーだった。
「ああん!イ…ク…!」
股を抑えながら体を縮こませる優里。そして体を激しく痙攣させる。
「す、凄っ…!」
大人の女の絶頂を目を丸くして見つめる田口。
(生徒の目の前でイッちゃうなんて…)
情けなさでいっぱいだった。優里は俯きながら激しい余韻に耐える。
「た、田口君…約束通り…返して」
ゆっくりと顔を上げる。
「はい。エヘヘ…変態女教師!」
田口はズボンを上げリモコンを返すと走り去って行った。
「ハァハァ…」
優里はバイブを止めると床に崩れ落ちしばらくぐったりする。そして起き上がりバイブを抜きスーツのシミをハンカチで拭いた。未だ体がポーッとする。上手く力が入らない膝。フラフラしながら歩き出す。
「変態女教師…」
生徒にそう言われた事がショックだった。しかし手に握っているバイブ。そう言われても反論出来ない姿だ。優里はスーツの中にバイブを隠しロッカーのバッグの中にしまった。