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下着女装少年
【フェチ/マニア 官能小説】

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その1-3

まだ人も疎らな下駄箱で上履きに履き替えると、真っ先にトイレの個室に飛び込んだ。
教室にランドセルも置かないままカギを閉め、荒くなった息を整える。

悪い事をしているわけでは無い。
事実上、貰った下着を着けているわけだし、下着に男女の「差」はあれど、「制限」はない。
そう言い聞かせて、心を落ち着かせた。

しかし、やはりあの状況では普通ではいられなかったのも事実だ。

一度、自分のズボンの中を確認するように少し下げる。
ブリーフを捲ると、現れたのは小さなリボン。
さらに下げれば、はっきりとピンクの水玉模様。
紛れもなく女の子の下着。
それを学校に穿いてきたのだ。

現時点、優に性の知識はあまりない。簡単に言えば、オナニーと言うものを知らない。
しかし、女性の裸や下着姿(と言っても胸くらいだが)などを見るとエッチな気分になり、おちんちんが立つ、と言うことくらいの知識。
少年誌レベル(最近はもっと過激だけど)のものだ。
なので、トイレに入っても、何もせず、確認だけして後にした。

教室には疎らだが既に児童がいる。
まだ麻里は来ていないようだ。
なるべく気持ちを落ち着けて自分の席に着く。


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