生徒会合宿(前編)-6
仲が良いのか悪いのかよくわからないな。
「あ、そうだ先輩。ケータイの電源、切っといてくださいね」
「え、なんで?会長や前田から電話くるかもしれないじゃん」
「だからです。もう、先輩ってば、エッチしてる最中に電話に出るつもりなんですか?」
「あっ」
言わんとしていることを理解し、俺はケータイの電源をオフにした。
「杏ちゃんは俺と先輩のこと、応援してくれてるんだよね?」
前に杏ちゃんがそう言っていた気がする。
「ああそのことですか。お姉ちゃんにも言いましたけど、そういうのは卒業しました」
「えっと、どういうこと?」
「これからは自分の気持ちに素直になるんです。だからお姉ちゃんは恋敵になったんです」
じゃあつまり、杏ちゃんは先輩に俺のことが好きだと告げたというのか。
「まさかとは思うけど、エッチしたことを先輩に言ったりはしてないよね?」
「…………言うわけないじゃないですか」
その間はなんなの?なんだかとてつもなく嫌な予感がするんだけど。
しばらくして店員がドリンクを運んできて、橘も歌い終わる。
「「「…………」」」
無言になる俺たち三人。
「先輩、黙ってないで何か言ってください」
「そ、そう言われてもな……」
「獣のように私を蹂躙した先輩はどこにいったんですか」
「人をレイプ魔みたいに言うな」
ともあれ俺たちは不純ながらカラオケをしに店に入ったわけではなく、3Pするために入ったのだからいつまでも黙っているわけにはいかないよな。
「そうですね……。そういえば、まだフェラチオをしてあげてないですね。してほしいですか?」
「っ……」
俺が頷くと杏ちゃんは俺の前、テーブルの下に座った。
「ほら楓ちゃんも」
「う、うん」
橘も杏ちゃんの隣に座る。
「見てください楓ちゃん。先輩のおチ●チ●、ズボン越しでも大きくなってるのがわかりますよ」
「げ、ゲームでたくさん見てきたし、こ、これぐらい別にっ……」
とか言いながらも顔を赤くしているのは何故なんだ。
「先輩、そろそろおチ●チ●を出してください」
脱がしてはくれないのね。
俺は自らズボンと下着をおろし、杏ちゃん曰く核弾頭を露にした。