温泉街 姫美のピンチ-4
「あたし、やってみる…」
「本気か?」
「このまま甘えてばかりじゃ成長はないわ」
そう言った姫美の目に、今までに無かった芯の強さを秘めた輝きが見えた。
「どうしたんだ、一体?」
姫美の変化は恵子に刺激されたからだった。大人しいだけの恵子が堂々とステージに立ち、楽しそうに秘部をさらけ出すのを見た姫美は衝撃を受けた。卑猥な事が大好きな姫美は、この時の恵子がまぶしくて仕方がなかったのだ。負けられない…。
「エッチな旦那様に飽きられないように成長しないとね」
(今まで通りでも飽きないよ)
遼はそれを言葉にしようとしたが、姫美がさらにエロくなることは歓迎だったので静かに頷いた。しかしその一方で、自分の庇護下にあるばかりと思っていた姫美が、自身から成長しようとする姿勢には一抹の寂しさを感じた。
しかし、これからの長い長い夫婦生活を思った遼は、今は愛する姫美の成長を見守ることにした。
そして遼はその寂しさを振り払うように姫美の股間に手を伸ばした。
「『成長』じゃなくてエロい兆しの『性兆』だろ。ほら、ここがビチョビチョじゃないか」
「いやああん、あたし、もっと性兆するううう」
そして姫美は夫の指にクチュクチュと弄られながら、挿入しやすいように手にした瓶をベロベロと舐めながら唾液を絡ませた。自分の股間が遼の指の指摘で潤ってきたのを自覚すると、「もう大丈夫よ」と言って、腰を捻って遼の手から逃れた。
姫美はガ二股になると、開いた女淫の間から覗く二枚のビラビラの間に、唾液でべとべとになった瓶ピタリと付けた。
「ひゃん!」
「どうした?」
「冷たいのよう、ああああ」
「大丈夫か?
「あああ、で、でも、気持ちいいかも、ああん」
しばらくその異質さを楽しんだ姫美は、ゆっくりと瓶を前後に動かし、さらに滑りが良くなるように、股間から溢れた愛液が絡ませだした。
不思議な事にさっきまでの喧騒は薄れ、辺りは静けさで満たされていた。まるで温泉街の地の神が姫美の挑戦を静かに見守っているかのようだった。
ああん、ああんと姫美の喘ぎ声と、溢れる愛液の水音がピチョッピチョッと静かな温泉街に響く。
やがて姫美の喘ぎ声は段々と大きくなってきた。
「ああん、いいの、いいのおお、ああん、気持ちいいのう、冷たくてええ、ああん、イッてもいい?イッてもいい?ああん、ああん」
「こらこら、イったらダメだろ!締めつけで余計に瓶が入らなくなるだろ!」
慌てた遼は姫美の手を掴んで動きを止めた。
「ああん、イきたいのに〜」
姫美は初めて体験した「冷感」による絶頂を中断されたので不満な顔を見せた。が、自分を注視する夫の目を見て使命を思い出した。気を取り直した姫美は、しばらく絶頂感が去るのを待ってから瓶を握り直した。
「い、入れるわよ」
「OK!ちゃんと撮影もしてるから頑張れ!」
姫美は指で作ったXの字を股間に当てると、力を込めてワレメを押し広げた。