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野生の悪魔が現れたっ
【ファンタジー 官能小説】

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契約B-8

 修一は観覧車で友美にフェラをさせている。
 上のゴンドラには麻里子と愛理とクランが、下のゴンドラには花梨と美波とミルル乗り込んでいた。
 座席に座り、股座で上下する友美の頭に右手を置いて、ゆっくりと流れる景色を眺めている修一。
 彼曰く、観覧車で奉仕させるのは男の夢の一つらしい。
 しかしその実現の他に、もう一つ目的があった。
 転送術。
 クランと契約を交わした(未遂に終わったが)修一は、その術が使えるらしい。
 それを試すために友美にくわえさせているのだ。
 転送術には転送できる物の容量や距離に限度がある。
 また、一部分だけを転送することは出来ない。
 しかも、目視出来るものでないといけない。
 これらの条件の下、修一は、精液の転送を試みようというのだ。
 精子は不可能でも精液なら精子ごと転送することが出来る。
 それが叶えば中出しし放題だと考えたのだ。
 膣口から精液の一部でも見ることが出来れば、全て転送されてしまうのだから。

「はああ……気持ちイイ……」

 修一は目を閉じ、軽く顎を上げた。
 その様子を上目遣いに見ていた友美は、口唇と裏筋に当てた舌とで必死に擦り上げゴンドラ内にジュポジュポと淫猥な音を響かせる。
 ツインテールの揺れ具合がその激しさを物語っていた。

「で、出る……友美、飲むなよ……ッ!」

 口内で一際大きく跳ねた剛直から種汁が迸り、友美は命令に従って飲まないように努力した。
 口蓋を押し上げられるたびに放出の勢いが喉に当たる。
 最後まで絞り出そうと修一が軽く腰を振っても口唇を締め上げて努めたが、口の一端からは白濁が滴っていた。

「口開けてみて」

 それに従って口を開いた友美を彼は覗き込んだ。
 見ただけでも濃厚だと解る見事な白濁の塊が彼女の舌上を占拠し、独特の臭いを立ち上らせている。
 転送方法は至って簡単。
 転送させたい物を目で捕らえ、転送先を内心で唱えるだけだ。

(ミルルのマ○コっ)

「あっ……」

 彼はそんな声を洩らしていた。
 友美の口内にあった精液は、確かに消え失せたのだ。

「はぇ?」

 口の違和感が無くなったためか、友美も口を開けたまま不思議そうに声を洩らす。

「友美っ。明日からハメまくるぞ!」

「え……あ……」

 友美は恥ずかしそうに頬を赤らめていた。


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