拘束タイム-3
「修平、先に横になって。」寝室に戻った夏輝と修平はお互いに下着姿だった。
「夏輝夏輝夏輝っ!」修平はベッド横に立った夏輝に背後から抱きついた。
「こらっ!あんた全然収まんないね。焦らなくたって夜は長いし、明日は休みだ。」夏輝は修平を引きはがして、ベッドに投げ飛ばした。
「夏輝っ!早く、早くやろうぜ、早くっ!」修平はベッドの上で跳ね回った。
「あんたは幼児かっ!」
夏輝はキャビネットにあった袋から黒い金属製の道具を取り出した。修平の動きが止まった。「な、何だ?それ。」
「あんたが落ち着かないから、今から拘束してやるよ。」
「こ、拘束?」
夏輝が手に持っているのは手錠だった。「これで手の自由を奪ってやるから。」
「ほんとか?」修平は目を輝かせた。「やってくれ!早くやってくれよ!」
夏輝は噴き出した。「あははは!拘束プレイにはまっちまったみたいだね。修平。」
夏輝はベッドに横になった修平をひっくり返して後ろ手に手錠をかけた。「ああ・・・。」修平は艶っぽいため息をついた。「あんたにこんな素質があったなんてね。」夏輝はそう言いながら修平の身体を仰向けにすると、両足首をロープで縛った。「ああ・・・。」また修平がため息をついた。
拘束されたままベッドに転がされた修平は顔を赤くしてベッド脇に立った夏輝を見上げた。「な、夏輝ー。」息も荒い。
「どう?興奮してきた?」
「夏輝−、お、俺にキスしてくれよ。も、もう我慢の限界だ・・・。」
「キスしたらイっちゃうんじゃない?いいか、イっても。」
「早くっ!キスっ!」修平は身体を揺って泣きそうな顔で催促した。
夏輝はブラだけを外して、修平の身体にそっと自分の身体を重ねた。そして修平の両頬に手を当てて、静かに唇を彼のそれに重ね合わせた。修平はんっ、と短く呻いて夏輝の唇を吸い、口を開いて彼女の唇を舐め、また吸った。夏輝も大きく口を開いて交差させながら修平の口の中に舌を差し込み、絡み合わせた。修平のボクサーショーツの前の部分は、例によって自身の分泌する液によってぬるぬるになっていた。修平から口を離した夏輝は、足のロープを一度ほどいてショーツを脚から抜き去り、再び彼の足首を拘束した。
「修平ったら、相変わらずだね。」夏輝は激しくのたうち回っている修平のペニスを愛しそうに見つめ、そっと両手で包み込んだ。「大丈夫?修平。我慢しなくてもいいよ。」
「い、いや、俺、おまえと一緒にイく。我慢すっから。」
「けなげだね、修平。」夏輝は笑った。
「そ、そのまま繋がってくれよ、夏輝。」
「うん、わかった。」
夏輝もショーツを脱ぎ去り、修平の身体に跨がった。そうして彼の硬くいきり立っているペニスを、静かに自分の秘部に導いた。そしてゆっくりと腰を落としていった。修平が夏輝の中に入っていく・・・。
「あ、ああああ・・・しゅ、修平・・・。」
「夏輝、夏輝っ!」修平は激しく喘ぎだした。
夏輝は腰を上下に動かし始めた。「んっ、んっ、んんっ!」修平はそのリズムに合わせて手足の自由を奪われた身体を同じように揺すり始めた。
「あ、ああっ、修平、あたし、あたし、イっちゃう!も、もうだめ!」
「お、俺もだ、夏輝、夏輝っ!」
二人の身体の動きが激しさを増した。
「イって!修平、イって!ああああっ!」夏輝が顎を突き出して叫んだ。
「イ、イくっ!出るっ!ぐっ!」びゅるるるっ!びゅくっ!びゅくっ!
その日三度目の修平の射精だった。