センタク-6
それらをすぐには見えない様に部屋に配置していた。
睡眠薬と下剤。
どちらも小学生には使ってはいけない薬である。
体への負担が大きいからだ。
それは知っていた。
知っていたが拓哉は、自分の快楽を第1と、今決していた。
部屋のドアを開けていたため、小学生の女の子がシャワーを浴び終わってドアを開ける音が聞こえた。
「あの…、すいません。」
女の子が声を発したので、男も廊下へと出る。
「あっ、あの、…シャワーありがとうございました。」
「あ〜、いいよ別に。」
「それであの、下着を乾かしたいんですけど…」
「あ〜、干すとこね。じゃあちょっとこっちきて。この部屋に干すといいよ。」
そう言って連れていかれた部屋は陽当たりの良い居間だった。
「干し終わったらこっちきて。」
「え?あっ!はい!」
そう言って、時間のたっぷりある無職の男と、可憐な小学生の女の子は1つの部屋へ入っていった。