センタク-11
「いいかい?よく聞いてね?無断で敷地に入った不法侵入、オシッコで汚した不法投棄、学校への通報、親への報告、多分亜依ちゃんのこともばれちゃうと思うよ?
っていうのが全部、{この女優さんみたいに、このDVDと、同じことしてくれたら、}無しにしてあげるから。だから、ね?全部バレるか、DVDと同じことするか。亜希ちゃんどっちか決めてよ。」
どっちか。
絶対バレたくない。
もちろん前者である。
だがしかし、改めて人前でオナニーは恥ずかしい。
恥ずかし過ぎる。
どっちも無理だった。
究極の選択だった。
そこへ無職が一言告げた。
「亜依ちゃんもバレちゃうよ?亜依ちゃんの為にさ、ね?」
亜依ちゃんの為に
そんなことを言われるとやらざるを得なかった。
「わ、わかりました…。やります…。」
「そっか、良かった。お兄さんも報告とかしたくないしさ、亜希ちゃんがそうしてくれて助かるよ。それにほら、女優さんも気持ち良さそうでしょ?」
確かに女優は気持ち良さそうだった。