なれ初め-1 「はっ、はっ、ぐっはぁっ!あっ、ぐっ、ふぅ、うっうっうっ…」 ニッチ、ニッチ、ニッチ、ニヂュッ! 「おっ、おっ、すっ、げ…ぇ…、」 時計の針は12時を過ぎていた。 つい半日前までは普通だったのに…。 (誰か…、) そう助けを求めつつ、亜希は意識が遠くなっていった。