もっといっぱい見て欲しいの-6
「ど、どう? これでも綺麗だなんて………… んっ…… 言えるの?」
「もちろん………… すごく綺麗ですよ…………」
「んっ…… 嘘…… つき………… はぁっ…………」
「もう………… さっきも言ったでしょ? 嘘なんてつかないって」
すっかり開ききった陰唇から、大量に垂れ流れる雪菜の愛液。
ピンク色した肉ヒダは吸い付きそうなくらいにとても湿りを帯びており、
剥き出しになったクリトリスは、痛そうなくらいに堅く突起しているのがわかる。
「もっと近くで見ていいですか?」
「んっ…… み、見てっ…… いやらしい私の姿…… もっと見て欲しいの…………」
クチュクチュと卑猥な音を響かせながら、激しくうごめく雪菜の指先。
僕は無意識に右手で自分の股間を押さえつけながらも、
いつの間にか触れてしまいそうなくらいの距離にまで顔を近づけ覗き込んでいた。
「あっ…… い、息がっ…… 遠藤くんの息が…… んっ……」
「ほらやっぱり…… 近くで見てもこんなに綺麗じゃないですか…………」
「やっ…… 熱いっ………… 遠藤くんの息が…… 当たってる……」
「もっと…… 雪菜さんの気持ちよくなってる姿………… よく見せてくださいよ?」
「やぁっ…… だ、だめっ………… そんな近づいたら…… んっ……」
つま先できつくシーツを掴みながら、
雪菜の腰が少しずつ宙に浮いてくのがわかる。
「いいですよ? 我慢なんてしないで感じるままに…………」
「あぁっ…… もうだめぇっ…… んっ………… い、イっちゃうっ!」
そう言うが早いか、雪菜は波打つように腰を大きく震わせたかと思うと、
ひときわ大きな嬌声をあげるとともに、その身を捩り深く快楽の底へと果てていった。
「はぁ…… やっ…… はぁ………… 見ないで………… は、恥ずかしいよ……」
「あれ? さっきまであんなに見てって言ってたくせに…………」
「だ、だって…… はぁ…… んっ…… 気持ちよすぎて…………」
「うん? 気持ちよすぎて?」
「ふ、震えが…… 止まらないんだもん…………」
ぐったりと体を横に倒したまま、いまだその余韻に体を痙攣させる雪菜。
僕はその体にそっとシーツを掛けてあげると、
壁にもたれた状態で、乱れた髪をそっと優しく撫であげていった。
「気持ち良かったですか?」
「んっ………… もう、最高だよ…………」
「よかった…… じゃぁそのまま少し眠りましょうか?」
「え? で、でも…………」
「大丈夫ですよ…… 夕飯の時間にはちゃんと起こしてあげますから」
「ん、いつもこんな私に付き合ってくれて………… ホントにありがとね?」
そう言って雪菜は、にっこりと僕に微笑みかけたかと思うと、
余程に疲れたのか、あっという間にすやすやと眠りに落ちていった。