もっといっぱい見て欲しいの-2
積木雪菜は幼い頃、義理の父親に性的虐待を受けており、
その過去がトラウマとなってか極度の男性恐怖症へと陥ってしまった。
幸いにも事は公にならず、辛うじて社会復帰はしたものの、
いまだ男性との過度の接触には並々ならぬ恐怖を覚えるらしい。
「え、遠藤くんっ………… んっ…… お願い…… 体を、体を触って欲しいの……」
「いいんですか? 恐くなったらすぐ言って下さいね?」
「んっ…… だ、大丈夫………… 遠藤くんになら…… はぁっ……」
そう言われ僕は両手を雪菜の腰にまわすと、
手のひらで握りしめるように、その柔らかなおしりをそっと撫でまわした。
「やぁっ…… んんっ…… ねぇ………… わ、私の体………… 変じゃない?」
「柔らかくてとても気持ちいいですよ…………」
「あっ………… ほ、ホントに?」
「嘘なんて言いませんよ? 雪菜さんこそ僕に触られてどんな感じですか?」
「んっ…… 遠藤くんの手………… すっごく気持ちいいの…………」
両手を僕の肩に置き、仰け反るような姿勢で何度も体を震わせる雪菜。
はだけたブラウスの胸元からは、まるで僕を挑発するように、
たわわなふたつの膨らみが激しく揺れ動いている。
「不思議ですね…… こんなに気持ちいい事が好きなのに男性が苦手だなんて……」
「だ、だって…… んっ…… 男の人は乱暴で恐いから…………」
「そんな男ばかりじゃないですよ? 現に僕に触られるのは平気じゃないですか?」
そう言って僕は雪菜の胸元へと顔を埋めると、
ブラウスの上からでもわからくらい堅く突起した先端にそっと唇をあてがわせた。
「はんっ…… え、遠藤くんはっ………… んっ…… と、特別だもんっ」
「そりゃ乱暴な事は絶対にしませんしね?」
「んっ…… そ、それもあるけど………… あっ…… そこ…………」
「それに立場上、お互い一線を越える事は絶対に出来ないですから」
「やっ………… も、もっときつく…… あっ…… お願いっ もっとぉ…………」
堅く尖った先端を口にふくみ、甘噛むように軽く歯を立てると、
まるで何かのスイッチが入ったかのように、雪菜の腰が激しく震え上がった。