真相-8
「うっ?」
ポロの手の中でスランのモノがピクリと反応する。
そんな角度で、しかも上目遣いで、そんなセリフを言われて反応しない方がおかしい。
「あ〜…お願いします」
せっかくの申し出なのでスランは甘える事にして身体の力を抜いた。
ポロは少し頷いて目を伏せる。
れろん
「っ?!」
躊躇い無く舐めあげられたスランは思わず息を飲んだ。
(忘れてたっ……お嬢ちゃんも愛玩奴隷だった……)
幼い見た目なのに高級娼婦の様な舌使いは反則。
細い指で尿道口をぐりぐりと刺激しながら、硬くした舌で裏筋をなぞる。
かと思えば、今度は柔らかくした舌が巻き付くように下がっていく。
「はっ…スゲっ……」
スランは怪我をしてない方の腕を伸ばし、ポロのシルバーブロンドの髪を撫でた。
視線を上げたポロは、スランを見たままカポリと肉棒を頬張る。
「ぅあっ」
(やる事がエロいっエロ過ぎるっ!ギャップ萌え〜)
視線を合わせたままくわえるなんて、普通の女は恥ずかしがって中々してくれない。
勿論、商売女はしてくれるがポロのような清純そうな女の子がしてくれるから良いのだ。
出来るなら、頬を染めるとかして欲しい所だが、ポロは感情が表に出にくい。
そこまで贅沢は言うまい、とスランはたっぷりとポロの口技を堪能するのだった。
その頃、想いを通い合わせたゼインとカリーは部屋に移動して絡みあっていた。
「んっふぅっ……んぁんっ……んうぅ」
ちゅくちゅくと舌が絡まる湿った音と、カリーの甘い声が響いている。
ゼインは今まで我慢しまくっていた分を取り戻すかのように、カリーの唇を貪っていた。
「んうっ…ちょっ……ゼインっ……」
「ん〜?」
堪らずカリーが顔を背けるも、ゼインは執拗に追いかけてくる。
「んっ…はっ……ちょっと……タンマ……」
カリーはぐぐっとゼインを押して、大きく息を吸う。
「はふぅっ……息出来ないじゃん」
「だって可愛いんだもんよ〜」
ゼインはペロッとカリーの頬を舐めて嬉しそうに……尻尾をパサパサ振る。