じ○り-1
花子『らん♪らんらららんらんらん♪らん♪らんららら〜ん♪』
太郎『…』
花子『らんらん♪らんららららんらんらんらん♪らららら』
太郎『うるさい』
花子『森へお帰り』
太郎『お前が帰れ』
花子『最近ジブ○にこってるんだ』
太郎『へー』
花子『漫画閉じろ』
太郎『何だよもう(バサリ)』
花子『ジブ○と言ったらアナタは何が好き?』
太郎『ジブ○ねぇ…俺は《耳をすませば》が』
花子『ブーッ!』
太郎『びっくりしたぁ』
花子『ハズレです』
太郎『いや、ハズレって何だよ。俺の好きな作品の話だろ?』
花子『魔女宅は観た?』
太郎『俺の話はもういいんだ?観たよ』
花子『私メイが迷子になったところ泣いちゃった…』
太郎『魔女宅の話だよね?さつきちゃん?』
花子『私はキキよ』
太郎『頭が危機だな』
花子『どういう意味よ』
太郎『何で急にジブ○ネタなの?』
花子『アリ○ッティ』
太郎『ああ、最近DVDも出たね』
花子『《崖の上のアリ○ッティ》』
太郎『《借り暮らしの》な。わざと?』
花子『ごめん、《Winnie-the-アリ○ッティ》でした』
太郎『ネズミ王国に訴えられるよ?あそこすぐ訴訟起こすからやめて』
花子『観てないの』
太郎『アリ○ッティ?』
花子『うん』
太郎『…仕方ねぇな…買いに行くか』
花子『マジ!?』
太郎『ん?いいよ』
花子『ど、どうすればいい!?…はっ!』
太郎『大袈裟だな…どした?』
花子『ま…まさか私の身体と引き換えにっていう…』
太郎『やぁめた』
花子『アリエンティ』
太郎『上手くねーよ』
花子『ウソだからお願い!行こうよ!ね!?そして帰りはホテルに寄ろうよ!』
太郎『最後おかしい!服引っ張るな!』
花子『分かったから!ここでもいいから!』
太郎『脱線してる!話が違ってるから!離さないと買わないぞ!』
花子『…ごめんなさい』
太郎『分かってくれたか…(ハァハァ)』
花子『うん、でもこれ…デートだね?』
太郎『…え?そう…なるかな…?』
花子『…』
太郎『…』
花子『大丈夫、怖くない』
太郎『風の谷に帰れ』
完