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幼なじみ
【幼馴染 恋愛小説】

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赤ちゃん-1

花子『来ないの』

太郎『来て早々なに言ってんの?』

花子『アレが来ないのよ』

太郎『ああ、ノストラダムスの大予言はとっくに終わったよ。あれは確か1999年の話だ。来る訳ない』

花子『何で今更12年前の話をすんのよ』

太郎『ハルマゲドンの話じゃないの?』

花子『誰も求めてないわよ』

太郎『じゃあ何だよ』

花子『生理が来ないの』

太郎『出たよ』

花子『いや、今回は本当に、冗談抜き』

太郎『知るかよ』

花子『だってアナタしかいないもの』

太郎『誤解招く言い方しないでくれる?』

花子『責任取って!』

太郎『だからヤってねぇし!』

花子『無責任なパパでちゅね〜』

太郎『おい、腹に話しかけんな。そこにいるのは赤ん坊じゃなくて皮下脂肪だ』

花子『失礼ね』

太郎『で、何しに来たの?』

花子『いや、生理不順はマジでさ』

太郎『そういうの男に相談するもの?』

花子『知らない。私友達いないし』

太郎『サラッと重い事言ったね』

花子『ボールが友達』

太郎『キャ○テン翼?』

花子『あとは愛と勇気ね』

太郎『どっかのパン工場からクレーム来るよ?』

花子『あ〜ん♪パンチ』

太郎『何でアンの部分が卑猥なの?放送できないんですけど』

花子『夢や希望だけじゃ食べていけないのよ』

太郎『子供に現実押し付けんな』

花子『子供と言えばこの子どうしよう』

太郎『腹さするな!いないいない!』

花子『ばぁ〜♪』

太郎『あやしてるわけじゃねぇよ!やめろ!』

花子『あなたとなら子供作っていいわ』

太郎『俺の意思は?』

花子『お母さんにも許可がおりたから』

太郎『誰のだよ』

花子『あなたのお母さん』

太郎『うちのお袋と何て話してんだ!』

花子『花子ちゃんなら歓迎よって』

太郎『俺の意思ー!』

花子『まずは製作過程が無いとね(スルスル)』

太郎『こらこらー!脱ぐな脱ぐな』

花子『何よ、文句あるの?』

太郎『文句しかねぇよ!』

花子『あ、そうか…赤ちゃんもう居るものね』

太郎『いないいない!』

花子『ばぁ〜♪』

太郎『もう帰れ!』




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