投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

丑三つ時に……
【コメディ その他小説】

丑三つ時に……の最初へ 丑三つ時に…… 1 丑三つ時に…… 3 丑三つ時に……の最後へ

丑三つ時に……-2

コン……、コン……。と神社の方から。
私はその音だけでパニックを起こす。
それだけならまだしもくぐもったぐっ!?という男の声が聞こえたのである
あぁ〜〜〜!!
実際叫んだかもしれない心の叫びを上げ私は体力も無視して家に猛ダッシュで帰った。
家についたころにはハァハァと息を切らし疲れきった私は豆電球を付け換えもせずに明かりを消して寝た。

翌朝私は目が覚め、あ、豆電球なしでも眠れるじゃんと思いながら豆電球を付け換えた。
それにしてもあの音は何?と疑問がわいた。
その時ピピッという携帯の電子音がした。メールである。
そのメールはこの近くに住む友人で内容は最悪のもの。
あたらしい噂です…丑三つ時に神社から聞こえてくる釘を木に打ちつける音を聞いた人は悪魔に呪い殺される……
気をつけて

という少し遅い報告。手遅れだよ!!
と本気でつっこみ私はあぁ〜〜〜!!と叫んだ。

これは後からわかったことだがあそこの和尚さんは夜行性で夜中に賽銭箱を作っていたところ足を木材にぶつけたらしい。

今私はまた買い物をしようと丑三つ時に出かけている。
コンビニにいく途中またコンコンと釘を木に打ちつける音が聞こえた。
和尚さんも元気だねぇ………。と関心して帰りになにかあげようと考えた。

そして帰りに私は温かいコーヒーを和尚さんに渡そうとまだコンコンと聞こえる神社にいった。
が、和尚さんのいる気配はない。ただ林の奥から木に釘を打つ音だけが聞こえる。
なにやら危ない気がしてきた。
あぁ〜〜〜〜!!!


丑三つ時に……の最初へ 丑三つ時に…… 1 丑三つ時に…… 3 丑三つ時に……の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前