バレンタインのご褒美-4
「ココと中、どっちが好き?」
あがりそうになる声を必死で堪えている彼女の瞳を覗きこみながら、小さな芽へ刺激を与え続ける。
「…」
「ねぇ、どっち?」
抗議するような視線にも負けずに問いただす。
「…中。もう前戯なんていいから早く入れて」
そういって再びオレのムスコに手を伸ばす。
「小春、エロすぎ」
苦笑するオレに、
「エロいのはイヤ?」
と尋ねる。
「イヤじゃないよ。オレも早く小春ん中入りたい」
はやる気持ちを抑え、さりげなくムスコにゴムを装着する。
「つけてあげよっか?」
そう聞いてきた彼女の瞳は妖艶で。
「ありがたいけどそれはまた今度」
と苦笑いで返して華奢な足首をおもいっきり掴んで開脚させる。
ヨガが趣味と言うだけあり、想像以上の柔軟性。
彼女の気が変わらないうちに、彼女の入り口をムスコでなぞる。
「んあぁっ」
「コレだけで気持ちいいんだ?」
「うん、気持ちいい…」
蕩けきった表情すら愛しいと思える。
「じゃあずっとこうしてよっか?」
ゴム越しでも感じる、不満そうにオレを睨む彼女の潤い。
「和馬がそうしたいんなら…でもそれだけで満足できるの?」
「できないっ」
返事と同時に彼女の最奥めがけて腰を突き出す。
「あぁっ」
「小春んナカ、キツいっ」
ずっと憧れていた彼女のナカは想像していた以上に狭くて、卑猥な動きでオレのムスコを締め付ける。
「あんっ、かっ和馬のがおっきいんだよっ」
目を閉じて眉間にシワを寄せ、何かに耐えるような表情。
「痛い?」
「痛くない。キモチいい…」
首を横に振り、吐息まじりに答える彼女に覆い被さるように抱き締めると、彼女の細い腕が伸びてきてオレの首の後ろに回される。
腰を打ち付ける音、ベッドが軋む音。
彼女の上の口から漏れるいやらしい吐息と、下の口が奏でる卑猥な音。
ずっと触れたかった滑らかな肌。
繋がっている部分だけではなく、視覚も聴覚も触覚も全てが刺激になる。
「小春…好きだ…ずっとこうしたかった…」
腰を動かすスピードを落として耳元にささやく。
返事はなく、あいまいに微笑むとオレの唇を奪う。
意識なのか無意識なのか、彼女のソコがふいに動いてオレのムスコを締め付けた。
「うわっ、締めすぎ。そんなにしたら長く持たないって」
慌てるオレに妖艶に微笑む。
慌てて抜き取ると、不満そうに喉をならした彼女をひっくり返し腰を持ち上げる。
「ふあっ、うぅんっ」
バックから再び彼女の中へ侵入すると今までとはまた違った感覚に襲われた。
「あっ、んんっ。これ好きっ」
「バックでやられるの好きなんだ。やっぱり小春ってばヤラしい」
「あぁっ、やだっ。擦れるのぉっ」
オレが腰の動きを止めても、彼女の形のいいヒップは目の前で揺れる。
「自分で腰振って超ヤラしい。オレのチンコ使ってオナってるみたいじゃん」