初めての、大人キス-2
そんな想いが頭をよぎったけれど
今日は貴重なデートの時間を大切にしたいから
ネガティブな想いを振り払って私は彼の元へ向かった
仕事帰りの私を乗せ、亜季は車を走らせる
『先に飯行く?』
『うん、お腹空いたかも〜』
『おっけー』
程なくしてレストランに到着。オーダーを済ませ一息ついたところで亜季が言った
『今日ずいぶんオシャレしてんのな』
『えへへ、1ヶ月だし…なんちゃって』
口にしたはいいけど恥ずかしくなってうつむいた
『襲うぞー』
『なっ…えぇ!?』
『う・そ』
そう言ってケラケラ笑う彼に私は真っ赤になりながら抗議した
そんな他愛もない会話を繰り広げながら食事を済ませた私たちは
途中寄ったコンビニてビールやワイン、カクテルなどを買って
亜季の家に向かった