最終話 新妻の目覚め-8
蛇沼とトモユキ。全く初めてのコンビなのに、新妻を虐めることに関しては、息はピッタリだった。
そんな二人に新妻が抗うことはできない。
何よりも、一度味わってしまった乳首への快感を早く欲しかった。
もっと、いっぱい攻めて欲しいと思っていた。
「……いっぱい……気持ちよく……して下さい」
甘えた声で言ってしまう紗希。
男達に向けられた目は潤んでいた。
「奥さぁん、もっと詳しく言って下さいよぉ。どこをどうして欲しいんですかぁ?」
ニタニタと笑いながら言う蛇沼。
トモユキはフーフーと乳首に息を吹きかけ、焦らしてくる。
「はぁぁん……」
モゾモゾと身悶えさせる紗希。
「オッパイ……乳首を……気持ちよくして下さい……」
「ウヘヘヘ……奥さんのオッパイ食べちゃっていいんですかぁ」
二人に向かって頷く紗希。
(食べて……いっぱい食べて……気持ちよくして……)
紗希は、ほとんど無意識に、男達が愛撫しやすいようにと、僅かに身を反らせていた。
「マジで悪い人妻」
「ヘヘヘ、じゃあ、遠慮なくいただきますかぁ」
二人が新妻の美乳にかぶりつく。
それまで堰き止められていた感覚が一気に全身を駆け巡り、紗希の身体が仰け反る。
二枚の舌が左右の乳首を嘗め回したかと思うと、絡みつき、吸い付いてくる。
この絶えることのない快感がたまらなかった。
クセになる快感だった。
二人の男の間で裸体を悶えさせ、喘ぎっぱなしの紗希。
夫のことを忘れ、快楽に溺れていく新妻の姿だった。