最終話 新妻の目覚め-13
紗希が一体、何を?なぜ?裕一の脳が目まぐるしく回転する。
一人の男がベッドに仰向けになっている。その上に乗った紗希が、こちらに尻を向けている。
男と紗希は繋がっていた。
紗希の股間の割れ目に、長大な肉の塊が出入りを繰り返している。
別の男が紗希の上に覆いかぶさっていた。
その男も紗希と繋がっていた。何と、妻の尻穴に自らのモノを入れているのだ。
「あふんっ……ああうんッ……気持ちいい……スゴイ……気持ちいい……」
あろうことか、紗希は二人の男に挟まれた格好で自ら腰を振り、あられもない声を出していた。
仰向けになった男の顔に自分の顔を寄せ、口付けを交わし始める。
覆いかぶさっている男も紗希の顔に顔を近づける。
顔を上げた紗希が、その男ともキスを始める。
小太りの男が紗希の顔を前で膝立ちになっていた。
紗希は男達とのキスを終えると、目の前に差し出された小太りの男の性器にキスを始めた。
やがて、それを口に咥え込んでしまう。
一体、何を?なぜ?
状況を理解し始めながらも、裕一は混乱していた。
「うんっ……んんっ……ウグウグ……あんんんっ!」
男のモノを咥えたまま腰を振っている紗希。
はっきりしていることは、これが無理やりではなく、自発的にしているということだ。
「アンッ……だめぇ……おかしくなっちゃう……」
「アナルとマンコを同時に犯されて、スケベな声出しやがって。この淫乱」
紗希に覆いかぶさっている男の動きが激しくなる。
「今日で最後なんて、本当にいいんですかぁ?このスケベな身体を持て余しちゃうんじゃないですかぁ?」
「ああぁん……そんな……」
「ケッ!この女、迷ってやがる。旦那に見せてやりてぇぜ。このスケベな姿をよ」
「オラッ!まだまだ、これからだぞ。ふんっ!!」