どこまでも優しい君は…-2
『とくに何かあったとかじゃないんですけど………』
言いながら
泣きそうになったから
『頑張りますね』
そう言って頭を下げ
その場を離れた
休憩中
君が後から来て
私はなんだか
君の顔を見れずにいた
そんな私に
君はまたも問いかける
『大丈夫?』
どこまでも
優しい君だから
好きで
好きで
どうしようもなくて…
しまりのない笑顔で
君を見て言った
『はい、大丈夫ですよ!』