のぞき-2
私は我慢できなくなって右手をブラウスから出して
スカートの中に入れる。
代わりに左手を乳首に持って行って柔らかい乳首を固くする。
スカートの中の右手は下着を下ろすのももどかしく
クロッチの横から指を入れて直接触った。
もうすでにぐちゃぐちゃになっている私の中に
自分自身の指を入れる。
あたかも目が離せない男の指が入っているかのように。
男がやっと腰を動かす。
その様子をドアの隙間から私はじっと見続ける。
「はぁ・・・はぁぁ・・・はぁ・・・」
私は自分の指の感覚と
盗み見ているベッドの男女のセックスの視覚で
頭が朦朧とする。
「好き・・すきっ。きょうへい。すき」
ベッドの女の子が身をかがめて
男にキスをしながら喘いでいる。
男は、私が覗いてるって絶対に知ってる。
ううん・・・
私が覗くように、わざとドアを薄く開けている。
二人のセックスを見ながら私も指を早く動かすと
もうすぐいつもの、あの感覚が下腹部をおそう。
ジンジンと奥からゆっくりと私を包み込む。
「あ・・ぁ・・・ああ・・・ぁ・・・・」
その波を逃さないように
指を休めないで
二人のセックスを見続ける。
「ぁ・・ぁ・・・・あ・・・」
私の小さく漏れる声と、ベッドの女の子の声がリンクする。