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愛しい人
【エッセイ/詩 恋愛小説】

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愛しい人-1

隣で笑って遠くを見てる

何を見てるの?そんな問いなど無意味なくらいにあなたは自然を愛してた。

見るものすべてがおもちゃのように、あなたは普通を愛してた。


あなたといると世間の常識なんて関係ない。そう、壁のない自由な世界。

解放された世界の住人で、何もかも見透かされているような、不思議な力を持っている。

私はあなたがいないと生きてはいけない。
あなたは私に一人でも強くならなきゃと笑って話す。

愛しい人よあなたに私は必要ないの?あなたは強い、けれど私はあなたを知れば知るほど必要な人。

突然あなたを失って、私は気付く。私はなんてちっぽけな人間だったのだろう。

あなたを探して彷徨って、出口をなくしてしまったわ。

私はいつも甘えてた。
あなたの為に出来ること。共に強く生きること。 あなたは強い人だった。それでも心は脆かった。


今度は私が支えてあげる。あなたの世界を一緒に見せて。後ろではなく隣を歩く。


愛しい人よ
私の光 あなたの闇に触れた時、私はあなたの光になりたい。


愛しい人よ
あなたの笑顔を見るために私は一度生まれ変わる


愛しい人よ
今一度あなたのもとへ


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