突きつけられた、その言葉-2
『彼の未来を守るために私ひとりでいきますね』
とっさに作った笑顔はひきつってる感じがした
結果、気をつかってくれた友達と先輩と3人でいくことになった
他愛ない会話をしながら歩いた道のりは長く、頭の中はなんだか妙に静かで
今更わかりきってるいたみに
どうして
私の心は一々傷つくのかな…
途中
私の気持ちを知る友達が
心配気に
手を握ってくれた
外はこんなにも
寒くて
心も冷え切っていたから
彼女の優しさが
あったかくて
心地よくて
なんだか
涙がこぼれそうになった