なんで、○○が!?-1
「ふわぁ〜zzz」
すっごい眠い。めっちゃ眠い。
今何時?
・・・とふと思い、ベッドに無造作に置かれているケータイを取り
パカッと開く。
待ち受けのかわいいワンちゃんの絵の右上に表示されている、数字。
『PM 11;43』
「もうこんな時間かぁ・・・
明日も休みだけど、睡眠不足だからもう寝よう!」
ふと、椅子から立ち上がった時、ちょうど隣の家の部屋の明かりが見えた。
「あっ・・・綱紀の部屋だ。」
不覚にも「まだ起きてたんだ」という、よくわからない感情を抱き、寝る支度を始めた。