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選ばれた日
【レイプ 官能小説】

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-1

「んっはん!はっ!んっ!」

パンパンと乾いた音が車内に響く。
ギッギッと上下に揺れる黒塗りのワンボックスカーは人目につかない建設中のビルディング内の隅で激しい音を立てている。
女の服はぼろぼろに引き裂かれ、最早布だけとなったスーツを纏っている。乳房も尻も露出するほどで、獣と化した雄共の餌となっている。

「あっぐ…許じで…許じでぇ」

許しを乞う言葉も態度も、彼等には何の意味も為さない。否、雄共の極上のスパイスには成っている。
白く透き通った上等な尻肉を鷲掴み、血がうっすらと出るほど爪を立ててやると女は悲痛な声を上げる。それさえも雄共の栄養元となる。

「痛いいだいいだいっ!」
「うるせぇよっ」

喚く女の尻肉を全力でひっぱたくと女は「ぎいっ!」と悲鳴をあげる。
雄の力は女の何倍、何十倍だろうか?女はそんなことをふっと考えるも、痛みがそれを一瞬で吹き飛ばす。
臀部は紅く染まり、見るからに痛々しさを表している。
背なまで伸びた女の髪を掴んで引っ張ると、四つん這いの女は背中全体を強制的に反らされる。
必然的に胸を張る形になり、破れた布の隙間から乳房がより強調される。
別の雄がその胸にむしゃぶりつく。歯形が残るほどに乳輪を強く噛むと、女はまた悲鳴をあげる。

「いだい…いだい…だずげで、許じで…」
「気持ちいい、だろ?」
「いだいのぉ…本当にいだいのぉ!」

涙を流して懇願する女。不様だろうが何だろうが、この場からどうにかして逃げるには土を舐めてでも靴を舐めてでも助けを乞うしかない。
そう思ったのだろう。しかしそれは全く逆であることを彼女は知らない。それは男を歓ばせることでしかない。
では言うことを素直に聞けばいいのかと言うと、それも違う。それは獣共を怒らせる要因となる。
謂わばこの雄共のこの行為は、戯れに過ぎない。女が苦しみ、嘆き、怒り、落胆し、絶望する様を愉しんでいるだけだ。
そこに常識は、一切通用しない。

「あぐうううっ!」

膝立ちした女の下に雄が一匹。膣奥深くに陰茎を突き刺している。
女の背後で髪を引く雄が一匹。尻孔深くに陰茎を突き刺している。
女の正面には雄が二匹。乳房を弄ぶ雄と、今また新たに女の咥内へ陰茎を捩じ込む雄はビデオカメラ片手に撮影を敢行している。
都合四匹の雄が一人の女を陵辱している。

女は雄共の射精を何度も受けた。膣奥へ、尻孔へ、腹へ、胸へ、髪へ、顔へ、咥内へ…。何度も何度も孔という孔を貫かれ、女は憔悴しきっていた。都合の良い肉のオナホールである。女扱いされていない。玩具でしかない。

「んぐっぶっ!んぶぅうう!」

口の中で何度目かの射精をする。濁った精液が女の喉を通過して、再び胃に収まる。

「ああ、マジこの女良いわぁ」
「何回でもイケるよな」
「壊す?ねえ壊す?」
「当たり前だろ」

膣と尻、両方に出入りする凶悪な肉棒は女に快楽を与えはしない。されど婬水を噴出し続けるのは陰部を傷付けない為に起きる人体の構造故であり、決して快楽故のそれではない。
しかしそれも雄共には関係無い。女を気持ちよくさせる道理が獣共には無い。如何に己を気持ちよくさせるか、如何に愉しむかでしか物事を測れない。女の甘ったるい喘ぎ声など要らない。その柔肌を、感触を、孔の具合を愉しめればそれでいい。

「おい、気持ちいいって言えよ牝豚」
「むぐ、…ぶぐぅ」
「何言ってんだか分かんねえよ」

口内に差し込まれた肉の塊のせいで喋れるはずもないのだが、雄は無茶を要求する。

「今日危険日なんだっけ?なあ?もう1回射精すぞ?」
「んぐぅっ!んっぶう!」

女は首を左右に振れない。頭はしっかりと掴まれていて振ることが出来ない。勿論抗議することも叶わない。口内には雄々しい一物がいっぱいに収まっている。

「あー射精るぅ!」
「んーー!」

脈打ちながら男の精は子宮奥へと抽出される。雄の億単位にも及ぶ精子が女の卵子を目指す。肉眼では確認できないそれは、しかし確実に卵管へ、卵巣へ、卵子へと游ぐ。

「んぶうっ!んううう!」

どんな抵抗も無意味である。女は無力感に打ちのめされる。
どれだけ騒いでも助けは来ない。
どれだけ暴れても助けは来ない。

強姦魔の子を宿す恐怖。
暴力的に犯される恐怖。
永久に続く恐怖の波に、自我が崩壊するのは時間の問題だった。
女は女の人格を破壊して、ただ一点。微弱ながらも感じる性的快感に意識を無意識に向ける。
膣を突き刺す温もり。尻に感じる温もり。咥内を満たす温もり。乳房をいたぶる温もり。

「んぶ…んんぅ」

わざと甘い鼻息を垂らし、腰をくねらせる。性的快楽を味わうだけ。全ての苦痛から開放される為だけに。
異変をいち早く察知した、女の口の中へ捩じ込んでいた男はゆっくりと肉の凶器を引き抜く。

「あはぁ…ああ、イイ、いいのぉ…」

涎を垂らしてだらしなく喘ぐ女がそこには居た。

「もっと、おちんぽぉ…グリグリしてぇ!おまんこひっかいて、お尻も壊してぇ」

さっきまでの御高くとまった知的なOLは、そこには居なかった。ただの牝と化した獣が一匹。雄の群れに囲まれて淫靡な匂いを振り撒く牝の獣。知性も理性も無い。

「あはっ、凄いよっ!ちんぽ凄い!お尻ぶって!あんっ!いっぱい射精して!妊娠させてぇ!食べるのぉ、お口にもおちんぽぉ〜あむぅ!」

引き抜かれた雄の陰茎に再びむしゃぶりつく卑しい牝。
雄共の興も冷める。

「ちっ、もうぶっ壊れやがった…」
「棄てる?」
「だな。もう少し楽しめると思ったんだが…」
「どこに棄てっか?」
「ホームレスにくれてやれ」

漸く、長い宴は幕を降ろす。
牝の名も、雄共の名も必要無い。

エンドロールは流れない。
答えは日常のすぐ、隣にあるのだから…。





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