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『STRIKE!!』
【スポーツ 官能小説】

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『SWING UP!!』第12話-2


「……?」
「ちょっと、勇太郎……ちゃんとしてよぉ……」
「あ、ああ。ごめん、ひとみ」
「もぉ……」
 愛する妻の背中を真下に身ながら、勇太郎は不意に、頭上から誰かに覗かれているような感覚を憶えて、気持ちよさに恍惚としながら妻の胎内を往復させていた、自己の動きを止めてしまっていた。
「ちゃんとしてくれないと……赤ちゃん、できないよ……」
 悦楽を中断されて、ふるふる、と抗議するように震えるお尻。
「ごめん、ごめん」
 それは、双子の娘を産み、三十を多少越えていても、瑞々しい弾力がしっかりと維持されており、勇太郎を視的に誘惑することしきりであった。

 むにゅ…

「ん、あんっ……!」
 そんな臀部を両手で鷲づかみにして…

 ぐっちゅ…

「んひぅっ!!」
 と、更に深いところまで、自分の象徴で、愛する妻の深奥を刺し貫く。
「あ、あふっ……お、奥まで、来てるぅ……あっ、あうぅ、んっ、んんっ……!」
 枕に顔を埋めつつ、愛する妻…ひとみが、よがり悶えていた。
 声が漏れないようにしているのは、隣の部屋で可愛い寝息を立てている、双子の愛娘、真奈と美奈が起きないようにするためだ。
「う、うしろから……い、いいっ……されるの、すっごく、いいっ……!」
 その格好をするために、二人は今、後背位(バック)で繋がっている。
「ひとみは、バックが大好きだものな……昔は、よく、おもらしなんかもしちゃってさ……」
「い、いわないでぇ……」
 勇太郎の手は、ひとみのお尻にしっかりと手を添えられており、その奥に突き刺し埋め込んだ自己の象徴を、リズムよく前後し始めた。

 ずっちゅ、ずっちゅ、ずっちゅ……

「んっ、んひぅっ、ひっ、ひぅぅっ!」
 その突き込みに併せて、ひとみが喘ぐ。
「あぁ、あうっ、ああ、ああっ、うああぁぁっっ!」
 ひとみが大好きだという、後背位(バック)でするのは、随分と久しぶりだったので、子宮口の付近を別の角度から抉られる快感に、その悶えを止めることが出来なかった。
 夫の勇太郎とは、双子の愛娘をもうけた後も、仲睦まじく性の生活を送ってきた。出産を経たこともあり、ひとみの女性としての部分はさらに成熟して、まさに“女の盛り”を迎えている。
「ひとみの、なか……いい、よ……さ、最高だっ……!」
 熟した妻の胎内を、勇太郎は前後に駆ける。お互いが、最初で最後の相手だったから、自分たちの交わってきた回数がそのまま、成熟の度合いとなっているのだ。
「あ、あっ、ゆ、勇太郎の、あ、あたってるっ、奥に、きてるぅっ!」
「あ、ああ……わかるよ……入り口が……震えてるのが、わかるっ……!」
 それほどまでに身体の相性が良ければ、結婚して十年を超えようとも、愛情に陰りなど現れるはずもなかった。

 ぐっちゅ、ぐっ、ぐっちゅ、ぐっ、ぐっちゅ、ぐっ……

「あ、うぅっ、い、いいっ、き、気持ちいいとこに、あたってっ、あ、あぅあっっ!」
 ひとみの“ポルチオ”性感帯を、勇太郎は責めている。女性にとって、最大級の快楽拠点といわれるその性感帯は、出産を経たことで完全に開花して、ひとみの成熟度合いを、いや増しに増していた。
「こ、声が……が、まん……できないいぃぃいぃぃっっっ!!」
 枕で口元を押さえながらも、獣のような喘ぎ声を響かせる、ひとみ。
 もし、今、隣で眠っている双子の愛娘たちが起き出して、あさましく男女の交わりをしている姿を見ようものなら、一体どう言い訳するべきか、それすら考えられなかった。
「いいんだ、ひとみっ……きもちよく、なって、いいんだよっ……」
 勇太郎は、そのまま何度も、ひとみの“ポルチオ”性感帯を突きまくる。
「あ、あうっ、ううっ、んんっ、くっ、くあっ、あんっ、ああぁあぁっ!」
 それを受け止めながら、ひとみは、枕の中に顔を埋めて、喘ぎ声の漏出を最低限に抑えるのが精一杯となっていた。
「ひとみの……もっと、奥に……!!」
 膣内のさらに向こう側に、吸い込まれるような感覚を先端に受けながら、勇太郎は込み上げてくる精の昂ぶりを充填させていく。“目的”を達するためには、ひとみの最奥まで届く、強力な生命エネルギーを放たなければならない。


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