その2-1
課長:雪乃君ちょっと(タタタタ
雪乃:何ですか(カツカツカツ
課長:何で怒ってんの!?(タタタタ
雪乃:怒ってません!(キッ
課長:(ビクッ
雪乃:ふんっ!(カツカツカツ
課長:…はぁ(何だよぉ…俺が何したっての?)
雪乃:…(カツカツカ…(何で追い掛けないんですか!本当に…愚図!)
課長:…(また下手に刺激したらもっと怒るんだろうしなぁ)
雪乃:…(カツカツカツ (わざわざゆっくり歩いてるのに!もぉおっ!)
課長:…(あ)
雪乃:…(早くしないと本当に帰っちゃいますから!)
課長:ゆ、雪乃君!
雪乃:…(ピタ 何ですか?
課長:(振り向きもしない!怖い!)…ゆ、夕ご飯、一緒に食べないか?
雪乃:……(ニヘ〜
課長:…雪乃君?(ドキドキ
雪乃:…仕方ありませんね。御一緒します(キリ
課長:(おお!良かった)じゃ、じゃあ何にする?フレンチかい?イタリア料理かい?
雪乃:…あの…一度行ってみたい所がありまして――///
課長:ど…どこ?
――――――
ガヤガヤ ガヤガヤ
課長:意外…
雪乃:あ、あはは…///
課長:まさかお好み焼き屋とはね…
雪乃:お恥ずかしながら…///
課長:こんな所いつでも来れるでしょ?
雪乃:誰かと食事するのが久しぶりなんです。こういう所って一人じゃ入りにくいし…///
課長:まぁ、一人で入るお店じゃないけどさ…(フキフキ あと正座やめなよ
雪乃:い、いえ…(キョロキョロ
課長:どしたの?
雪乃:あ、何か、新鮮だなぁと…
課長:…(変な子だ)
雪乃:…ぅぅ(変な女って思ってる!絶対思ってる!)
課長:んじゃま、とりあえずお互いの昇進を祝って乾杯しましょか!
雪乃:は、はい
課長:かんぱぁい!
雪乃:か、乾杯!//
―カチンッ♪―
課長:本当に烏龍茶でいいの?(グビグビ
雪乃:はい、その、アルコールは…(チビチビ
課長:(烏龍茶をチビチビ飲む子初めて見た) ああ、『アルコールは脳の回転を著しく低下させる』だっけ?
雪乃:あ、いやその…実は、飲んだことない…ので///
課長:えええ!?
雪乃:(ビクッ
課長:そりゃ勿体無い!お兄ちゃん、生中も一つ追加で!
店員:へい!張り切って!
雪乃:ちょっ
課長:いいからいいから!騙されたと思って!な!?
雪乃:あうう…
続