第6話 新たな陵辱者-16
「へへっ、どうだ?奥さん。全部入ったぜ」
両手の縛めを解いてやると、新妻は、自由になった両手を顔の下に置き、背中を反らせる。
きっと、その体勢が楽なのだろう。新妻は、無意識に交肛に適した格好になってしまったのだ。
倒錯的な交合を受け入れる牝犬の格好に。
陽の高い平日の真っ昼間。
幸福の象徴のような新婚夫婦の新居。
夫婦だけの神聖な場所である寝室の中。
そこでは、新妻紗希と陵辱者の変態的な交合が繰り広げられているのだ。
清楚で控えめなあの新妻が、アナルセックスをしているなどとは誰も思わないだろう。
もちろん、夫の裕一も。
「んっ……んんっ……ヤメテ……」
新妻が、息苦しそうな声を漏らしている。
腰をゆっくりと引いていくと、入れるときとは逆に、芋虫が滑らかに直腸の中から引き抜かれる。
さっきまで固く閉じていた新妻の蕾には、ポッカリと穴が開いていた。
二度と塞がることのない穴を、開けてやったのだ。
あの旦那ではなく、この俺が。
ヌチャ……。
ローションに塗れた俺の芋虫と新妻のアナルが再び結合する。
「うっ……んん……」
新妻が逃げるように背中を仰け反らせ、絞り出すように声を漏らす。
ヌチャ……ヌチャ……。
芋虫の出し入れを繰り返してやる。
突き入れてやると、それを押し返そうとする直腸の抉り返しが堪らない。
排泄器官ならではの感触だ。
ゆっくりと引き抜くときに感じる括約筋の締め付け。
性交に馴れていない新妻のそれは、懸命に穴を閉じようとするから、そのキツさは膣の比じゃない。