第6話 新たな陵辱者-13
尻が本能的に逃げようと、左右に揺れる。
パッチンッ!
「きゃぁっ……!」
「オラッ、答えろ。ここは、初めてか?」
怯えた顔を縦に動かす新妻
「蛇沼達もここは犯してないのか?」
また頷く。
指先に感じる蕾の固さは、嘘ではないことを裏付けていた。
「ヘヘッ。じゃあ、今日は俺がアンタのここを犯してやるからよ」
指先に力を込めると、ローションで滑りがよくなったそこに、ヌルリと沈んでしまった。
「いやぁぁッ!!」
後ろ手に縛られ、這いつくばった格好のままジタバタと暴れる。
パッチンッ!
「きゃあぁ……ッ」
さらに指を突き入れる。第一関節、第二関節、そして根元まで。
「いやぁ……やめて……」
無視して、指を回し、中を抉ってやる。
「はぁぁ……やめて……んんんっ」
ベッドに顔を埋め、嗚咽と呻きを漏らす新妻。
染み一つない真っ白な背中には、水を浴びたような汗が浮かんでいる。
指に新妻の直腸と括約筋が収縮する感触が伝わってくる。
新妻にとって、肛姦が初体験であることを示す反応だった。
指を引き戻す。再び閉じた蕾からローションが糸を引いて指先まで伸びて光った。
新妻が安堵の吐息を漏らす。
ヌチュ……
再び、指を沈めてやる。