第四章 淑女墜落-18
「ほれ、憧れのマドンナですぞ。たっぷりと堪能しなされ」
ニンマリ顔で言い、起き上がるのと一緒に手際よく美優の上半身からワンピースを剥ぎ取ってやった。
「は、張元さん、ありがてえ……じゃ、じゃあ遠慮なく」
小柄だが、筋肉質でがっしりとした体型の源太郎。
この異常な光景に、理性などとっくに消え失せている。
源太郎は、提供された裸体へ躊躇いなく背後からまとわりついた。
「ほっ、ほえ〜、奥さんのおっぱい……なんてふくよかで柔らかいんだよ……こ、こ、この弾力、マジで堪んねえ」
乳椀を下からギュウッと鷲掴みした源太郎が、荒々しい手つきで感情的にバストを揉み絞っていく。
羨ましすぎる二人の姿に、中原も堪らず参加した。
「す、すげえ色っぽいオ○ンコだな……」
「こんなにビチョビチョに濡らす女、俺は初めてだよ」
左右から伸びている田所と中原の指が、陰唇の膨らみを引っ張るようにして左右へ押し広げる。
一本の指が陰唇の内側を撫で、もう一本の別の指が入口の花唇の奥へと入り込み、何本もの指が所狭しと陰部の全てを蹂躙していく。
田所が、太ももに押し当てていた手も陰部に伸ばしてきた。
その指が、陰毛をかきわけながら割れ目の上部を弄り始める。
「ンアアッ―――」
指先がプクッと膨らんだ秘豆を捉えた瞬間、美優の下半身がビクンッ、ビクンッと弾んだ。
「うわあ、感度も抜群だな……」
「お、おいおい、こっちも、乳首もビンビンだぞ」
「クリちゃんをもっと刺激してくれ。膣ん中で指がギュウギュウ締め付けられて堪んねえ」
興奮しきった三人が口々に言い、行為をだんだんとエスカレートさせていく。
美優は太ももの豊かな筋肉を震わせながら、湧き上がってくる凄まじい愉悦に唇を妖艶にワナつかせた。
「お、おいおい、もう俺ァ我慢出来ねえっ! 張元さん、挿れてもいいのかい?」
ここまで遠慮がちだった中原が焦れたように聞く。
「どうぞどうぞ、お好きなように」
張元はニンマリ顔で答えると、大村と顔を合わせてニヒヒッと下品な声をこぼした。
「ちょ、ちょっと待てよ中原さんっ! ここは公平にジャンケンで決めようや」
えらい剣幕で言う田所に、執拗に乳房をモミモミしている源太郎も無言でうなずく。
三人は即座に立ち上がり、勃起しきった醜悪な肉棒を揺らしながら勢いよくジャンケンを開始した。
そんな三人に笑顔を向けながら、張元はボソボソと大村に呟いた。
「大村さん、奥さんはもはや墜ちたも同然。さてさて、どうしますかな?」
「ふふっ、これだけの代物、ただの性奴隷じゃつまらんでしょう。かと言って追い込みすぎるのも可哀想……と言うか、危険すぎる。そうですね、少し金を生んでもらってから開放するってのはどうですか? 」
「まっ、それが無難ですかな。ハッハッハ。しかし、果たして奥さんのほうが私らを捨てきれるかどうか」
「その時はその時ってことで」
「そうですな」
女を食いモノにする悪魔の所業。
それを淡々と遂行する大村と張元は、まさに悪魔そのもののようであった。