ー放置プレイ?ー。-1
「ッ…あッ…ンも、ムリぃっ…」
「無理無理うるせえよ
ほら、もっとやれよ」
「いやあ…ッだめっ…ぃく…
イッちゃうぅ…っ!」
「またイクのかよ」
受話器越しに聞こえる冷たい声が
菜緒の身体を痙攣させる。
「ハア…お…願い…
イカせて…ッお願いご主人様…」
絶頂を迎えようとする身体を
必死でごまかしながら
涙声で苦しそうに菜緒は言う。
「ダメだ。
もう5回目だろう?
いい加減、指を抜け。
今日の調教は終わりだ菜緒」
「そ…んなあ…」
「何だ菜緒
私に逆らうつもりか?」
冷たくあしらう声に
身体がビクついたその瞬間
「ン…ああッ…ん」
甘い喘ぎ声を上げ菜緒は昇天しまった。
勿論、指など動かしてはいない。