ー放置プレイ?ー。-2
「…今の声は何だ?
お前、またイッたのか?」
菜緒の喘ぎ声を
聞き逃すはずもなく男が尋ねる。
「…ッち、違いますぅ…」
「だったら何で
そんないやらしい声が出るんだ?」
「そ…それは…」
「イッたんだろ?
正直に言わないと許さないぞ」
「ッ…ご、ごめんなさいっ…」
「指を抜けって言ったのに
まだ触ってたのか
私に逆らうなんて良い度胸だな…」
「ち、違います…
触ってなんかいません!」
「…随分と威勢がいいな
じゃあ、何でイッたのか説明しろ」
「…ご主人様に…怒られたからです」
恐る恐る菜緒が言うと
男は大笑いし始めた。
その笑い声にさえ
菜緒の身体は熱く火照り
ピクピクと軽い痙攣を起こした。