告白-2
「ははっ、実は元々は私の浮気が原因でね。マンネリからレスになった時期があったんだが、家内に浮気の証拠を突きつけられ、あなたが浮気をなさるのなら、わたくしも。と、当時人妻と浮気をしていたんだが、家内はその旦那と浮気をしたんだよ。家内が家を出てる間に浮気相手を家に連れ込み楽しんでいたんだが、情報を集めていた家内がその旦那と家に入ってきて、すでに始まっていた私たちはビックリ。見せつけるように妻はその旦那のモノをしゃぶり・・
修羅場のはずが、私も家内も妙に興奮を覚えて、それからインターネットのサイトなどで夫婦交換をしたんだけどね、もちろん修羅場などなく、ふた組の夫婦は同意の上。
初めての時に感じた興奮はなく、いつの間にか私たちのレスも解消され、夫婦交換の趣味もなくなり抱き合うようになってたんだよ」
世の中色んな夫婦があり、それぞれの価値観の中生活をしてると思いますが、身近にこんな夫婦がいるのを知り、本当に驚きました。
「ですが、なぜまた夫婦交換に興味を持ったんですか?俺達夫婦も同意すればただの夫婦交換。興奮するとは思えませんが」
するとまた意外な向井さんの発言が「家内がね、前から博之くんの事を気に入ってたみたいでね。私が女の喜ばせ方を教えたいって言ってたんだよ。だいぶ前になるが話の流れでね、博之くんとこの夜の夫婦生活が上手くいってない事を話したんだ。それでじわじわ計画を立て始めたんだ。いつ成功するかわからない計画をね。
やっと実現できそうだったのに、奥さんのあの涙を見てね、とにかく、ここまできたんだ。
博之くんも異存がなければ頼むよ」
どこから計画に嵌められていたのか、そんな事を思う余裕もなく。打ち明けられた奥さんの気持ち。そして知らぬ間に開発されていた俺の寝とられ願望。そして妻の異常な興奮を呼ぶ背徳感。
俺は今日も向井さんにご馳走になり「では、くれぐれも頼むよ」と念を押され、会社へと戻りました。
帰宅途中、どうやって話を切り出すか考えながらも、なかなか言い答えも見つからないまま自宅に到着しました。
「ただいま」
家に入ると、朝リクエストしたオムライスのいい匂いがしました。
「あ、おかえりなさい。今日もご苦労さまでした」
「うん、いい匂いだね。お腹ペコペコだよ」
「ねぇ、博くん。お風呂、後にしない?一緒に入ろうよ」
何かが変でした。晩ご飯何がいいか聞いてきたり、一緒にお風呂に入ろう誘って来たり、
昨日の向いさんとの事、そして夜の拒否をした事への後ろめたさが、そうさせているのだと思っていました。
日曜日もお風呂にと誘ってきた妻を断った事もあり、俺は即答で「いいよ。たまには一緒に入ろう。さぁ、早く食べよ」
オムライスの上にはケチャップで「ひろくん」の文字にハートマークが描かれてまるで新婚生活に戻った気分でした。
食事中もいろいろ話しました。その後、約束通り一緒にお風呂に入りました。
まず妻が俺の背中を流し「博くんってこんなに背中広かったんだね・・」
「んん?そうか?なんか今日の恭子変だぞ?」
「ぇえぇ?そんな事ないよ。たまにはいいでしょ?」と、あくまで普通の様子。
次に俺が妻の背中を流していると、まだまだスベスベとした肌、昨日できなかった事もあり俺の肉棒は反応し始め、泡だらけの両手を前に回して妻の胸を揉みました。
「キャッ。もう博くん。ダメだよ。後で・・」
「恭子の肌ってスベスベしてて気持ちよくて、つい触ってみたくなったんだよ。
誰かさんに昨日おあずけもくったしね」
さりげなく言ったつもりだったんですが、「うん、ごめんね」と急に真面目に答えたからビックリし「じょ、冗談だよ。気にするなよ。もう上がろうぜ」
妻の背中にシャワーを浴びせ石鹸をキレイに洗いながし、先に立ちあがると椅子に座ったままの妻の目の前に俺の勃起した肉棒が「もう、こんなにしてたの?じゃあ、昨日のお詫びに」少し元気になった妻は、椅子に座ったまま俺の肉棒を握り舐め始めました。
さらに、胸で肉棒を挟んできました。
「おぉ、久しぶりだな・・恭子のパイズリ。はぁはぁ・・柔らかくて気持ちいいよ」
舌も使って先っぽを舐められると我慢できなくなって「なぁ、ここでしようよ」
「ダメ・・ベッドがいいの」今日は変なところで頑固な妻。
「このまま、されたら出ちゃうよ・・早くベッドに行こう」
と、言うとゆっくり離れ、風呂からあがるとバスタオルで濡れた身体を拭きとり、
下着だけ着けるとそのまま寝室へと行き、妻をベッドに押し倒しさっきの続きをしました。
この頃には夫婦交換の事などすっかり忘れて、妻の体に夢中になってました。
妻は相変わらず、「あんっ、博くん。気持ちいい・・」の声で本気にさせる事はできませんでした。
やがて妻の中で果てた俺、それに付き合った妻。二人はパジャマを着てベッドに横になりました。そのまま寝ようと思っていた時でした。
「博くん、あっち向いて」といきなり言ってきました。
「どうしたんだ?」
「いいから。お願い。背中向けて」
妻の真意がわからないまま、仕方なく背中を向けました。
「博くん。今日はありがとうね、私のわがままいっぱい聞いてくれて」
沈んだ声・・でした。
「どうしたんだよ、改まって・・」と俺が言うのと同時くらいに両手で背中のパジャマを
ギュッと掴んできたのです。
俺はようやく妻の異変に気づきましたが背中を掴まれ身動きもできないままじっとしていると額も付けてきて震えてたのです。すぐに泣いているのだと思い「どうしたんだよ。何があったんだ?」
俺の声に一気に声を出し泣き出しました「うぅぅ。うぅぅ」と泣いたまま何も言わない妻。
しばらくすると鼻をすする音とともに話だしました。
「昨日・・博くんに内緒で向井さんに会ってました。いけないってわかってても、博くんを裏切るってわかってても止められませんでした」