第5話 さらなる陵辱-7
結局、紗希は馬淵に犯された。
前から後ろから、竿のように長いモノで何度も突き立てられた。
嫌で嫌で仕方なかったが、これが最後と思えばこそ耐えることができた。
しかし、新妻の身体は全く別の反応を示してしまった。
馬淵の行為は、蛇沼とも、ましてや裕一とも別物だった。
それは、全身を貫かれるといった感覚だった。
突き上げられる度に、子宮から頭のてっぺんまで電流が流れ、終いには思考が麻痺したように、何も考えられなくなった。
新妻は、喘ぎ、悶え、乱れ、最後には自分の意思とは関係なく腰を淫らに振ってしまった。
まさか、その一部始終を窓の向こうから蛇沼に撮影されているとは思いもしなかった。
新妻は、知らないうちに新たな陵辱のネタを男達に提供していたのだった。
「オラッ!何、寝てんだよ」
深いアクメに半ば気を失いかけている紗希に、馬淵が吐き捨てるように言う。
「ボヤッっとしてんじゃねえよ。ほらっ、綺麗にしろ」
苛立たしげに言うと、馬淵はソファに座り込み、その前に紗希を座らせる。
情け容赦のない精を放たれ、新妻の中は男の精液でベットリと汚れていた。
今すぐにでも洗い流したかったのだが、そんな暇を与えられず、それどころか男の性器を清めることを強いられるのだった。
馬淵の股間に顔を埋める紗希。
生臭さと饐えた匂いに、込み上げる吐き気を堪え、男根に舌を這わせる。
嫌で嫌で仕方なかったフェラチオも蛇沼に仕込まれ、人並みになっていた。
そうは言っても、夫以外の男のモノを口に含むなど、新妻にとっては、屈辱極まりない仕打ちだった。
「オラッ、ここにもっと舌を絡めるんだよ」
言われた通りに、紗希は舌を絡め、唇を窄め、カリを愛撫した。