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レイプ犯 湯島武史
【レイプ 官能小説】

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成長した獲物-1

 武史は物影からある光景を見ていた。
 「待てよ田口!!」
 「やめてよ〜!」
 「デブのくせに走んなよっ!!」
太った男子小学生が女子3人に追いかけられていた。
 「ほら捕まえた、田口!」
田口という男の子が女子3人に捕まり囲まれる。
 「田口!何で逃げるんだよ〜?遊ぼうって言ってんじゃん!」
 「やだよ!どうせまた石とか投げるんでしょ!」
 「分かってんじゃん。私たちもいろいろストレス抱えてるんだよ。田口がいないと発散できないんだよ!」
 「ひどいよ!」
まるで幼い頃の自分を見ているようだ。トラウマで体が震える。怒りなのか恐怖なのか、自分でも分からない。気付かぬ内に額に汗が滲んでた。田口という少年が自分に見えてくる。そして当然少女は憎き海老川優里に見えてくる。忌々しい記憶が生々しく蘇る。
 すると1人の女性が現れた。
 「こら、西川さん!そんな事しちゃダメでしょ!」
 「せ、先生…!」
どうやら先生のようだ。
 「私はただ遊ぼうと思っただけですけど?」
白々しく言い放つ女の子。
 「田口君、嫌がってるでしょ?学校でも色々やってるわよね!女の子がそんな事しちゃダメよ?分かった?」
 「はぁ〜い。」
女子達はふてくされながら去って行く。全く反省していないのが分かる。また明日になれば懲りずに少年を虐めるであろう事は手に取るように分かる。
 先生はしゃがみ田口の顔を覗き込む。
 「大丈夫、田口君?」
 「先生ありがとう…。」
 「またああいう事されたらちゃんと先生に言うのよ?分かった?」
 「はい!」
田口は深々とお辞儀をして走り去って行った。そんな田口をため息をしながら見つめる先生を、武史はじっと見つめていた。
 (俺が女にいじめられてた時もああいう先生がいてくれたらなぁ。)
そう思った。そして歩き去る先生の後ろ姿を見てボソッと呟いた。
 「いい体だ。すっかりいい女になったもんだ。しかし偉くなったもんだ。自分の事を棚にあげてよ…。なぁ、海老川優里?」
武史が鋭くいやらしい視線を浴びせる女性…、そう、それは小学校の教師になった海老川優里なのであった。


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