新境地-3
「わぁ、博くん。硬くなってきた・・そんなに気持ちいいならいつでもしてあげるね」
向井さんとのセックスを忘れられない妻は、やはり1度しかしない俺に不満を持っていたのでしょう。でも、向井さんにそれを求められない。ならば、と、妻も俺とのセックスで今より満足したいのだと思いました。
いつの間にか下に移動した妻はさっきの勢いを取り戻した肉棒を咥え舐めながら指で乳首を撫でてきました。
「博くんの美味しい・・ねぇ。今度は私が上に乗っていい?」
これはこれである意味、乱れた妻。俺の返事を待つ前に股を開き、肉棒を固定するとゆっくり腰を沈めてきました。
二人は見つめ合い、腰を振りました。揺れる胸を揉みしだき向井さん直伝の腰使いを披露する妻。すぐにイキそうになりました。
「あはぁ・・はぁ・・恭子・・もうイキそうだよ・・」
「うんっ・・あんっ・・いいよ・・きて・・」
妻の腰の動きに合わせるように下から突き上げ「うぁぁぁ、イクよ」
と珍しく絶叫し2度目の射精を終えました。
1度目よりも若干早く射精した俺は妻がイクという声も聞かずに出してしまいました。
するとさっきとは逆で上に乗っていた妻が身体を寄せてきて「博くん、愛してる」
と言ってきました。この一言で今まで考えていた相反する思いへの悩みや不安が一瞬にして消えました。
「俺も、恭子を愛してるよ。これからもずっと」
今日は妻を本気にさせる事はできませんでしたが、いつかきっと・・そして、向井さんの事を考えたり対抗するのはもう止めよう。と、思いました。
つづく。