新しいピアス-14
千明のカバンの中から鍵を探し出し
ヒールを脱がせ
ベッドに寝かせた。
帰ろうとした俺の腕が急に引っ張られ
ベッドの上の千明にダイブした。
「ね。エッチしよ?」
妖艶な声で耳元で囁くと
ピアスをしていない俺の耳を舐めた。
「ピアス・・・外しちゃったんだ?」
そう言いながら執拗に舐めてくる千明を
引き剥がそうとするけど
酔ってる俺もイマイチ力が入らなかった。
ガチャガチャとバックルを外す音が遠くで聞こえる。
「――っっ」
ジーンズのチャックを慣れた手つきで下ろし
下着の上から俺のものを触り始めた。
「ちあきっ。やめっ」
「さんねんぶり♪」
こいつ、ろれつが回ってねぇ。
そう思った次の瞬間には下着を下ろされて
上目遣いで俺を見ながら今にも口に含みそうな千明がいた。
「やめろっ」
それが合図だったかのように
ペロッとひと舐めしたあとに
すっぽりと口の中に含み
俺の好きな舐め方で
俺の好きな場所を
ゆっくりと丹念に舐め上げた。
「ちあ・・き」