報告その2-3
向井さんがゆっくりと肉棒を引き抜くとそこからは愛液と精液が混ざった白濁液が逆流し
シーツを濡らしていました。
気を失ったのではと心配になった向井さんは「奥さん、大丈夫ですか?」
と、声をかけましたが、「うぅん・・」と返事をするだけでした。
事実、妻も話をしながら、この時の記憶は曖昧だそうです。
少しずつ意識がはっきりとしてきた妻は「あぁ・・向井さん、ごめんなさい。あまりにも気持ちよくて」
「凄い乱れ方でしたよ。2回も出したのに、まだ満足できそうにありません。奥さんは悪い人だ」
うつ伏せのまま寝そべる妻の背中や腰にキスの嵐。
それだけで妻はまたエッチモードに入ったそうです。
「わ、私は向井さんが満足するまで・・何度でも頑張ります・・」
その言葉に嬉しそうに「ありがとうございます。では、お風呂にご一緒頂けますかな?
ここもキレイに洗い流さないと」
と秘部に指を入れてクチュと精液を掻き出す。
「ンアンッ。はい」
午後9時。二人の心の壁はなくなり、裸のまま浴室へと向かう事に。
一緒に湯船に入り、キスをし、湯船から上がるとお互いの体を石鹸で泡だらけにし、
妻は指でまたイかされ、洗いっこをし立ちバックで生本番も1回したそうです。
妻の中に出された精液はキレイに洗い流し、濡れた身体をタオルで拭き、二人はバスタオルを巻きつけた状態でリビングへと戻っていきました。
冷えたノンアルコールビールをコップに注ぎ、乾杯をする。
「はぁぁ、うまい。風呂上りのビールは最高ですね。って本物じゃないのが残念ですが」
本当に美味しそうに喉を鳴らし飲む向井さんの姿を見てクスクスと微笑む妻。
「夫婦生活も長いと夜の生活も手抜きになります」
と、再び紳士的な口調で語りだした向井さんの話を真剣に聞いてたそうです。
「麻雀をしている時にたまに話をするんですが、博之くんは最近はあまりしなくなったと言ってました。原因はどちらにあるかはわかりません。偉そうな言い方をすれば二人にあるのでしょう。私と美恵子もそんな時期がありました。
たまに会う奥さんを見て正直やらしい目で見ていましたが、同時に本当のセックスの楽しみを知らないのだとも思いました。
今回の事は、私が奥さんを抱きたいと思ったのがきっかけですが、別に奥さんを奪おうとか、夫婦仲を引き裂こうなどとは思っていません。
もし、奥さんが私との行為を博之くんに話す勇気があり、それを聞いた博之くんが何かしらを感じ興奮したのなら、まだ愛し合ってる証拠だと思います。と、偉そうな事を話してしまいました。そういえばお腹が空きましたね。もう10時だ。
博之くんが心配してるかもしれない。そろそろ着替えて帰りましょうか」
もしこの話を向井さんが妻にしてくれなかったら、俺は二人の行為を妻から聞く事もなかったでしょうし、妻と向井さんの仲を疑っていたかもしれません。
真剣な話にずっと黙って聞いていた妻は、「ありがとうございます。夜の方は私も悩んだ事がありました。子供もいないですし、主人を満足させられてなかったら浮気されるのかな?とか。でも、向井さんは私の体で興奮してくれました。主人にも同じことをと思えるようになりました」
「それはよかったです。さぁ、もう遅いし博之くんに電話をして帰りましょう」
と、立ち上がった頃、キュルルルルゥとどちらともなくお腹が鳴る音が。
お互いの方を見て笑い合う二人。
「何か食べに行きますか?と言ってもこんな時間に二人でいるところを誰かに見られて
噂でもされたら大変ですね。確かここに・・」
と、台所の棚から2つカップラーメンが。
「こんなのしかありませんが」
と、照れながら話す向井さん。向井さんの色んな面を見てまたほほ笑む妻。
「カップラーメンなんて久しぶりです。一緒に食べましょう」
「ははっ、料理はからきしダメで・・」
ポットのお湯を注いで3分、カップラーメンで僅かにお腹を満たした二人。
残ったスープを捨て、片付けをする妻が、「向井さん、満足して頂けましたか?まだなら・・」
それは何かを期待するような言い方。
それを察した向井さんも「一夜限りの関係、まだ続けてもらえますか?」
バスタオルを巻いたままの二人は抱き合い、麻雀部屋に戻っていきました。