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露出する女
【痴漢/痴女 官能小説】

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里美 第2話-1

          里美と美枝

あれから相変わらず義父はちょくちょく里美の家に来ていた。
あの出来事に味をしめてだろうけど、里美はそうそう簡単には見せなかった。

「里美!」
幼稚園からの友人、美枝が改札を出る里美を手を振って出迎えてくれた。

「久しぶりぃ」

「元気だった?」
先月の初めにあったばかりの二人が、もう何年も逢ってなかったみたいに、手を取り合って大はしゃぎで喜び合った。

「何、何、ほんとなの、あの話」
美枝が里美の顔を見るなり、そう聞いた。

「うん、すっごい汗かいちゃってさ、顔真っ赤にして、あたし笑っちゃったよ」
里美が笑いながら言う。

「もっとちゃんと聞かせて、聞かせて」
駅を出て、そのまま駅前のファミレスに入ると、席に着く間もなく美枝が言った。

里美はあの日の義父との事を事細かに美枝に話した。
その間中、美枝は目をキラキラ輝かせながら聞いていた。

「やってみたい、やってみたい。ねぇ二人でやってみようよ」
話し終わった後、美枝はすっかりその気になって言った。

「あたし1人じゃちょっと勇気ないけど、里美と一緒ならやれる気がする」
美枝が重ねて言った。

「うん、やってみようか。美枝んちのマンションなら大丈夫だよね」

「どうせ再来月は引っ越しするからさ、後の事は気にならないから遊べるよね」
里美の言葉に美枝がこたえた。

夫と知り合ったのも美枝の紹介だった。
結婚してからも、年に何回か互いの家を行ったり来たりの付き合いをしていた。

夫は取引先との付き合いで3泊4日の旅行に行き、里美はそのあいだ美枝の所に遊びに来た。
その電話の時に、里美は義父との出来事を美枝に話していた。



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