〈囚獣・銭森麻里子〉-1
『どうじゃ、ワシのチ〇ポは?こうか?こうして欲しいのか?』
「くひぃッ!!ひ…ひい!!」
今日も美津紀はサロトに抱かれていた。
あの監禁部屋に、純白のシーツが敷かれたベッドが置かれ、その上で二人は絡み合っていた。
金箔の貼られた過剰な装飾の施されたベッドの上で、いつも通りの埃に塗れた蛍光灯が黄色い明かりを照らしている。
真っ赤な首輪を付けられ、純白のウェディングドレスを纏う美津紀は、やはり後ろ手に枷を嵌められており、それは衣服を着せられた仔犬などの愛玩動物のよう。
人間失格の“御主人様”は、下劣な容姿を丸裸で晒し、その愛玩動物を好いようにしていた。
「は…あぁ…!!ふは…!!」
サロトの沸き上がる性欲の赴くままに、美津紀は性的遊戯に付き合わされていた。
逃走は不可能。
誰かが救助に来る事は絶望的。
全てを諦めるしかなかった美津紀の“牙”は毟り取られ、従順な家畜にまで堕ちてしまっていたし、首輪や枷は、サロトの征服欲を満たす為の単なる装飾の類いでしかなかった。
『ムフフ……可愛いのう美津紀は……ワシの宝物じゃ……』
フレアが強く、カーネーションの花びらのように幾重にも重なるスカートは、仰向けに寝転がる美津紀の胴体までも覆い隠している。そのスカートから伸びた脚は白いガードルが穿かせられ、ガーターベルトでしっかりと留められていた。
サロトはスカートを掻き分けて、自身の肉棒と美津紀の幼器の結合部を視姦した。
もう清純の証を流す事もなく、仇敵なはずのサロトの肉棒をはしたなくも握り、牝汁を垂れ流して悦んでいる。
『み、美津紀…!!ムフゥッ!!』
「あうぅぅッ!!!」
射精の勢いで子宮が膨らむ感覚に怯える様子も無く、吸引するかのようにしゃぶりついて、下半身を痙攣させて甘えていた。
『ふう……ちょっと散歩に行こうか?どれ、ワシが抱っこしてやろう。』
サロトは性交の余韻に浸る美津紀の首輪にリードを付け、その太い腕で抱え上げた。
いわゆるお姫様抱っこだが、それからも美津紀は逃げる様子を見せない。
大人しくサロトの胸に丸まったままだ。
サロトは扉を開けて外に出た。
美津紀には数日ぶりの日差しと外気。
眩しそうに目を細め、顔を太陽から逸らす……と、そこには数人の男達に担がれた文乃の姿があった。