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進め!日比谷研究所
【コメディ 官能小説】

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進め!-5

 わざわざ言葉で聞かなくても春樹の男性器を見れば答えなんかすぐに分かる。春樹は朋
子の下着を被せられて――口や鼻からも匂いを嗅いで最高に興奮しているのだ。
「さて、春樹があたしのパンツで興奮している間にあたしは、春樹にお仕置きをするとするかね」
 そう言って朋子は、ギンギンに勃起している春樹の男性器を掴むと一切の手加減なくシ
コシコと扱き始めた。
「は、博士っ!? そ、そんな……急に激しく……ぁっ」
「何を言っておる。これはお仕置きだと何度も言っておるだろ。春樹ばかりがオイシイ思
いをしてしまっては意味がない」
「だ、だからってそんな激しく扱かなくても――」
「ふん、イッたばかりだからチンポが敏感になっておるのか? それはそれで好都合だな。
 春樹の敏感なチンポをあたしが強く激しく扱く。お仕置きとしては悪くはないと思うが?」
 年上の……しかも女性にこんな恥辱的なことをされるのは恥ずかしくて辛いことなのか
もしれない。しかし、人というのは不思議なモノで、そういうのを特に喜ぶ人種もいるようで――
「は、あぁ……はぁ♪」
「ふ……っ、お仕置きだと言っておるのに、喜ぶとはな。さすが春樹といったところか」
 どうやら春樹はお仕置き等をされて喜んでしまう人種のようだった。
 朋子の下着を顔に被り、男性器を強く刺激されていく。軽く、数回扱かれただけだとい
うのに、春樹の性器の先端からはもう我慢汁がタラタラと垂れてきていた。
「もう先走り汁が出てきたか。この調子ではすぐに射精してしまうんじゃないのか?」
「は、はい。出てしまいそうです……」
 気持ちを偽ることなく、射精感が近いことを告白する。
「そうか。しかし射精してしまったら、春樹に被せているパンツを没収しないといけないな」
「えっ!?」
「そうだろ? 射精してしまうということは同時にお仕置きが一つ終わってしまうということだ。
 お仕置きが一つ終わったのなら、パンツを回収するのは当たり前だろ。何故なら、その
パンツはこのお仕置きに使っているのだから……」
 自分の下着を使うのは現行のお仕置きだけだと言う朋子。その事実は春樹にとって予想
外の言葉で可能な限り射精を我慢しようと心に誓ったのだ。
 絶頂を迎えたいのに迎えられない。春樹の深層心理をついた巧妙なお仕置き。さすが天
才博士と言われるだけあるが、一つ忘れてはいけないことがある。
 先ほど朋子は『お仕置きが一つ』と言ったのだ。つまり、今のお仕置きが終わっても次
のお仕置きがあるということであり、この程度では許す気など端からなかったということだ。
「さぁ、春樹。お前は何処まで射精を我慢出来るのかな?」
 ニヤニヤと人の悪い笑みを浮かべながら男性器を扱いていく。
 くちゅくちゅ、と卑猥な音を立てながら男性器を扱いていく。朋子の手が我慢汁でベト
ベトに汚れながらも上下に手を動かしていく。
「どうした? もうすでにチンポがピクピクとしてきておるぞ? この調子でいけば後、
一分もかからず射精してしまうな♪」
「ま、まだ……まだ我慢出来ますよ」
 必死に男性器に与えられる快感を我慢する春樹。その間も朋子の下着を堪能するのは忘れない。
 元々、下着を堪能するために射精を我慢しているのだから、ここで堪能しなければ意味がない。
「すーはーすーはー」
「ははっ♪ あたしのパンツを堪能したいがために射精を我慢するか。実に滑稽だな」
「だって仕方ないじゃないですか……こんな素敵なパンツを堪能しないだなんてもったい
ないですよ。本当なら家に持って帰って家宝にしたいくらいなんですから……」
「……いくらなんでもその発言には驚いたよ。まさか春樹がそこまでのパンツフェチだとは」
「パンツは男の子のロマンですから……」
 確かに男はいつまで経っても下着という物に興奮する生き物だが、春樹の場合はそれが
異常に強すぎる。まるで性的知識を得たばかりの中学生のようだ。
 はぁ、はぁ、と荒い息遣いで下着を堪能する。エッチな行為に自身を制御することが出来ない。
 今の春樹はまさにそんな状態なのだ。
「そこまで春樹がパンツに興奮するとは……あたしとしては何としてでも射精させ、パン
ツを没収したくなったぞ」
 一応、朋子は春樹にお仕置きをしているのだから、下着を回収したいのならすぐにでも
回収は出来るはずなのだが……それをしないのは、朋子の優しさなのか、それとも自分の
力で射精させ春樹に絶望を味わわせながら下着を回収したいのか……恐らく後者だろう。
 朋子の性格を考えると悔しがる春樹の顔を見るのは至上の喜びなのだから。
「ほら、早くそのチンポから精子を出さんか。あたしの手の中でビュルビュルと勢いよく
精子を出すんだよ」
 男性器を扱くだけではなく、亀頭まで責めだす朋子。
「はっ、うぁ……ま、まだ出しません……っ」
 それでも強情に射精を我慢し続ける春樹。
「春樹のくせになかなかやるな……しかし、その頑張りもここまでだ」
 今度はくにゅ、と尿道口を広げ始める。閉じていた尿道口が開き、パクパクと呼吸をし始める。
「こうしてやれば、すぐに射精してしまうだろう」
 尿道口を広げ、その中へと指を入れてくる。今までに体験したことのない感覚が春樹を襲う。
「ひ、ひぃっ!?」
 身体に電流でも流れたかのような感覚。そんな感覚に襲われて、変な声をあげる。
「ふん、女みたいな声をあげおって。これは本当に一分もかからずイッてしまうんじゃないか?」
「く、くぁあ……」


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