第14話-1
「ただいまー。二人ともおまたせー」
ナオさんが帰ってきました。私と美さきちゃんは先に帰っているので、
三人揃ったら、お母さんたちのところへ夕飯に行きます。
「ゆえ、デザートにこれお願い」
ナオさんは、100均のコンビニ袋を私に渡します。
「…えーっと、あれを、やれと」
「お願いっっ!」
「いーですけどー。準備しときますから、ナオさんはシャワーしてきてください」
「わーい。シャワってきまーす」
私はガサゴソとコンビニ袋を漁ります。
バナナです。100均では1〜2本で売っています。
たくさん買っても重いし、食べきれないですからね。
「…ちょっと大きいな」
「…なっ!? でええーっ!?」
「…ホントにカンがいいよねぇ、みさきちゃんは。私はお願いしないけれど、
ナオさんは確実に、みさきちゃんにお願いするから、良く見ておいてね」
急いで美さきちゃんと、トイレに入ります。
ぬるま湯でお腹の中をキレイにします。
やり方はナオさんに、死ぬほど恥ずかしい思いをされて、教わりました。
よくすべるように、マーガリンを使います。
恋人の口に入るものですから、気を使わなければいけません。
ちょっと大きめでしたが、なんとか入りました。
お腹にズッシリときます。
「出たよー!ご飯にいこう!」
ナオさんはゴキゲンです。美さきちゃんは青くなっています…
夕ご飯が終わって、エレベータでナオさんの家に戻ります。
ナオさんは私を後ろから抱っこして、嬉しそうに下腹をさすさすしてきます。
ヨダレを垂らしそうです。
「ナオさんて…実は、良く食べますよね…」とは美さきちゃん。
「ナオさんは走る量がハンパないからね。美さきちゃんも、そのうちわかるよ」
「うん、そうだね。今度の休みは走りに行こう!」
「ナオさん…そろそろ限界です…」
「うん、お願い」
ナオさんは私の手を取って、ベッドに上がります。
「美さきもおいで、どうするか見ていてごらん」
私はかなり恥ずかしいのですが、次は美さきちゃんなのだし、
私はお姉さんなのですから、しかたありません。
「どーいうポーズがいいんですか?」
「まず、ふせでお願い」
私は手早く脱いで、ベッドにふせをします。
ナオさんが顔を近づけているのがわかります。
「いいですか?出しますよ?」
「うん…デザート、ちょうだい」
ナオさんがお尻の穴をチロチロと舐めて誘います。思わず声が出ます。
ナオさんに少しずつ切って与えます。
本当は、びゅるって出すと気持ちいいのですが、時間がたって柔らかくなると、
もう入らないので、がまんです。
「柔らかくなっておいしいよ。それにあったかいね。ゆえの体温だね。
次は横寝でちょうだい」
私は横寝になります。
「美さきちゃん、こっちに来ておっぱいちょうだい」
「はい…」
私はナオさんにバナナを与えながら、美さきちゃんの平らな胸を吸います。
私たちの間に、年齢はあまり関係ありません。
「ナオさん、たぶん、もう少ししか無いと思います…」
「うん。じゃあ、最後は私のお腹の上に出して」
「うっ!…それは逆に恥ずかしいですね…」
「ちょうだいちょうだい」
「…はい」
ナオさんは部屋着を脱いで、ベッドのヘッドボードに、背もたれて寝ます。
私はナオさんを跨ぎ、膝立ちして、ナオさんの肩につかまります。
「かわいいゆえ。私の顔を見て出して…」
とても恥ずかしくて、身体が熱くなります。
少しいきんで、ナオさんのお腹の上に、ポトリと出します。
時間が経ったせいか、新しいうんちゃんが少し出てきて、
ちょこばななになってしましました。
「…」
「無理しなくていいのよ」
美さきちゃんは石になっています。
「いいんです、ナオさんが欲しいものは、私の欲しいものですから」
私は後じさり、ナオさんのお腹に顔を近づけます。
美さきちゃんの息を飲む声がします。
私は、柔らかいナオさんのお腹に、最大の愛情を込めてキスをし、
ちょこばななを口に含みます。
口の中でクチュッ、クチュッってしてから、ナオさんの口の中に少しずつ流し込みます。
ナオさんは私の手を握って、きゅってしてくれます。
それが、ありがとう、であることを私たちは知っています。
「美さきには、まだ難しい…」
「いいのよ、少しずつね」