露出する女-3
(あぁんっ…もぉ。。)
そんな夕べのことを思い出すと、また子宮が疼いて来るのがわかった。
リモコンバイブを取り出すとTバックを横にずらして、もうトロトロになっている膣の奥に入れた。
Tバックを元に戻すと、スイッチを入れた。
ヴィィィィーン
幸子の身体の奥深くから、くぐもったバイブの音がかすかに聞こえる。
「うんっ…いいっ」
心地いい振動が、膣から子宮、下腹全体へと広がっていく。
「はっはっはっ…うんっ…」
小さい三角の布切れの上からクリトリスを刺激しながら、大きく切れ込んだ胸元から手を差し入れて乳首を弄ぶ。
ピンポーン ピンポーン ピンポーン
「ピザの配達に伺いました」
若い男の声がする。
「はーい」
玄関の上がり端から、身体を延ばして鍵を開けると、ドアを押し広げる。
「お待たせしました」
入ってきた男は、幸子の姿に目を見張った。
セクシーな黒のスリップドレス。
うっすらと乳首も乳房の丸みも透けて、今にも股間が見えてしまうくらいに短かった。
「えぇとぉ…ハーフ&ハーフとフライドポテトにチキン、それにサラダとコーラですね」
男がそう言って品物を渡そうとする。
「えっ?あのぉ...ちょっとすみません。ピザとコーラしか頼んでませんけど…」
幸子はマジ顔で言った。
「いや、、、、えぇとぉ。。ちょっと待って下さい」
伝票を見直している。
「でも、そうなってますけど」
「…おかしいなぁ、調べてみてもらえますか?」
幸子は重ねてそう言った。
「ちょっと待ってて下さい」
男はそう言うと、店に電話して確認していた。
「あっ、すみません。こちらの手違いみたいで、もうしわけありません」
やり取りが続いた後、そう言って男は幸子を見ると、首筋を朱に染めてお腹の辺りを押さえている。
「あ…あの、お客さん大丈夫ですか?」
幸子は計算外だった。
軽い露出と受け渡しだけするつもりで、バイブはスイッチが入ったまま、身体の中で刺激し続けていた。
それが注文がちがい、確認の電話とかで思ったより長く放置されて、すっかり膣も子宮も刺激が強過ぎて麻痺してきていた。
気づかれない様にしていた快感は内に秘めきれずに、身体の外へと向かっていた。。